日本時間2月1日(火)に開催される第64回グラミー賞授賞式。全86部門のノミネーションが発表された。今回は、主要4部門のノミネート数が8から10ノミネートとなっている。
【ノミネート数上位アーティスト・注目ノミネート】
アメリカン・ミュージック・アワード2021で3冠に輝いたBTSは「Butter」が前回と同部門「最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)」にノミネートされた。今回、初受賞となるか注目が集まる。
最多ノミネートはジョン・バティステの11部門。日本でも人気を博すジャスティン・ビーバーは主要3部門を含む8部門、ビリー・アイリッシュは主要3部門を含む7部門にノミネートされた。さらに、オリヴィア・ロドリゴが「最優秀新人賞」を含む主要4部門すべてにノミネートされ、ビリー・アイリッシュに続き、新人アーティストが4冠となるか期待が高まる。
日本人では、藤村実穂子がコーラスマスターとして参加している 「マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」」が「最優秀クラシック合唱」に、チェロ奏者の松本エルが参加しているアルバム「Mythologies」が「クラシック・ソロ・ヴォーカル・アルバム」にノミネートされた。「最優秀プロデューサー(クラシック) 」にノミネートされたデーヴィッド・フロストが手掛けたアルバム「Mon Ami, Mon Amour」には、ピアニスト・児玉麻里が参加している。さらに、エンジニアのミキ・ツツミが参加しているH.E.R.のアルバム「Back Of My Mind」と、エンジニアのシン・カミヤマが参加しているカニエ・ウェストのアルバム「Donda」が主要4部門内の「年間最優秀アルバム」にノミネートされた。
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