第3回 自決の強要 重臣たちは執拗に、思悼世子(サドセジャ)を告発した羅景彦(ナ・ギョンオン)の処罰を求めた。彼らは官僚機構の秩序を守るためにも羅景彦を生かしてはおけないと考えていたのだが、果たして理由はそれだけだったのか。むしろ、羅景彦に生きていてもらっては困る別の理由があったのではないのか。いず…
今年の地上軍フェスティバルで大活躍だったイ・スンギ 10月2日から6日まで開催された地上軍フェスティバルで、公演中にMCから歌まで披露して大活躍したイ・スンギ。そのステージを見ていると、誠実な人柄が随所に感じられて、改めて彼の魅力にとりつかれた人が多かった。 12月から上等兵に昇格 イ・スンギは19…
第2回 告発された世子 思悼世子(サドセジャ)をめぐって朝鮮王朝が大混乱に陥ったのは、1762年5月22日のことだった。世子が住む東宮(トングン)で働く羅景彦(ナ・ギョンオン)という者が、「世子が内侍(ネシ/王宮に仕える宦官)たちと組んで謀反をたくらんでいます」と訴え出てきたのである。 …
文化や慣習が多少違っても、現代物ならすぐ感情移入できると思われるのに、なぜ難解な韓国の歴史物が日本で人気なのか、最近読んだ本からヒントを得ました。 春日太一『なぜ時代劇は滅びるのか』の中で今日、時代劇が流行らない理由をいろいろな角度から分析していますが、日本の歴史ドラマに当てはまるのが「〈考証をうる…
第1回 老論派の陰謀 朝鮮王朝で最大の悲劇とも言える「世子の米びつ餓死事件」(1762年)。この事件の当事者は英祖(ヨンジョ)と思悼世子(サドセジャ)だが、どうしてこんな悲劇が起こったのか。5回にわたって記事を掲載します。 政治改革を進める王 1724年8月30日に朝鮮王朝21代王とし…
10月6日、地上軍フェスティバルもいよいよ最終日を迎えた。朝には霧がかかっていたが、会場に着く頃には日が差し、雲ひとつない青空の下、秋のお祭りらしい天気になった。(前回の記事はこちら) MCはイ・スンギとウニョク 入場時間の1時間ほど前には、メイン会場の両サイドには「何時から並んだのか…
韓国の中高年男性はあまり歴史物を見ません。あまりにも史実からかけ離れており荒唐無稽だからと決め付けているからです。例外的に高視聴率(最高視聴率四十九・六%)を記録したのが、歴史的事実に忠実で骨太の壮絶な権力争いを描いた「龍の涙」です。年齢性別を問わず人気があり、歴史物のブームの火付け役になりました。…
連日盛り上がっている地上軍フェスティバルは、10月5日に4日目を迎えた。台風の影響で、前夜から強い雨が降り、朝になっても雨風がやまなかったが、会場には早朝から入場の順番を待つ人たちが集まり、ステージ裏のテントの中で待機した。(前回の記事はこちら) いつものメンバーが勢ぞろい! 幸いに天…
今年の地上軍フェスティバルで連日大活躍しているユンホ。彼は2015年7月21日に入隊したが、兵役期間は21カ月なので、予定どおりなら来年4月20日が除隊日になる。その除隊まで残り200日になったのが10月4日だった。 今後は上等兵から兵長に昇格 兵役期間が残り200日を切ったユンホ。今…
来年早々に現役兵として入隊予定の2PMテギョン。彼は、最初の徴兵検査では社会服務要員(公益勤務)の判定を受けたのだが、二度も腰の手術をして現役兵としての兵役履行にこだわった。そんな「男気」テギョンにはぜひ語学兵になることを勧めたい。 特技兵とは何か 最近の兵役では、本人の特技を最大限に…