映画の撮影が終わってから約半年ぶりの再会という嬉しさもあったようで、3人のはしゃぐ姿が随所に見られた。特に、マイペースなハン・ヒョジュに振り回されるカン・ハヌルとイ・グァンスという構図が面白かった。バッタを見つけて追いかけるハン・ヒョジュに、カン・ハヌルとイ・グァンスも付き合い、3人で包囲網を作り、捕まえようとしたり、買い出しリストを決めているとき、ハン・ヒョジュが料理に必要だというエビの塩辛にこだわり、何度も連呼するので、カン・ハヌルとイ・グァンスはスーパーに着いたとき真っ先に探しに行ったり。
さらに、車中ではトウモロコシの販売所を見つけたハン・ヒョジュが「トウモロコシでも食べる?」と聞き、イ・グァンスが「いい、大丈夫」と答えたが、その数分後、「トウモロコシ買えばよかったかな」と独り言のようにつぶやき、「トウモロコシ、おいしそうじゃなかった?」と未練タラタラ。そうしているうちに、またトウモロコシの販売所を見つけ、今度は「トウモロコシ、買ってあげようか?」と聞いてくるハン・ヒョジュに、「大丈夫だって何度も言ってるのに」、「本当は自分が食べたいんじゃない?」と戸惑い苦笑いするイ・グァンスとカン・ハヌル。
結局、2人はまたトウモロコシの販売所を見つけたら、次は買おうと決めるも、ハン・ヒョジュが「もうなさそう」と諦めムードで「トウモロコシは間食なのに」と言うので、最初に聞かれたとき、「食べる」と答えれば良かったと後悔(笑)。「絶対に見つけますから」と使命感に燃えるカン・ハヌルが無事に見つけ、トウモロコシをゲットしたのだった。
このハン・ヒョジュの“本心がよく分からない”言い回しは、ハン・ヒョジュが「ソウルの田舎者」に出演したとき、清州の人の特徴として言っていたことだ。実際にそのやり取りがここで見られ、絶妙な面白さだった。
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