BTS(防弾少年団)の影響力、絶版された本まで18年ぶりに再出版

「RMのおかげで本が新しい命を得たわけです。本自体が簡単でもなく、絶版されてから10年たったが、RMがいったいどうやって本を手に入れたかも気になります。」
最近BTS(防弾少年団)のメンバーRMが読んだ本だとしてうわさになって、18年ぶりに再出版された本「夭折(ようせつ)」を発行したヒョヒョン出版社の関係者はこのように語って驚きを隠せないようだった。最近ヒョヒョン出版社は、2002年に出版した本「夭折」の3刷3000部を印刷した。BTSのファンから本を再出版してほしいという要請が殺到している。2刷を印刷した2003年以来、18年ぶりだ。本は11日の予約販売1100部がすぐに売れた。教保文庫とイエス24などの主要な書店の芸術分野のベストセラーの1位にもなった。


出版界へのBTSの影響力が依然として強大だ。本を一気にベストセラーにするだけでなく、今では10年前に絶版になった本まで生かしている。彼らが長い間、様々な分野にわたる本を発掘して推薦するという点で出版の多様性に貢献するという肯定的な評価がなされている。加えて、ファンが喜んで積極的な姿勢で本を読むという点でも大きな意味を持つ。チョン・ドクヒョン大衆文化評論家は「アイドルのファン文化がより成熟して文化の底辺も広くなっているという証拠だ」と語った。

(2ページに続く)

2021.09.02