最初のバトルは、自分が勝てると思う“弱者”を指名し、40秒ずつ1対1でダンスバトルを展開していく「NO RESPECT 弱者指名バトル」。どの音楽が流れるかはDJの気分次第なので、実力が試されるところだ。唯一のアイドルとして注目されるイ・チェヨンも早々に登場した。
事前アンケートで、他のチームのメンバーから“弱者”に指名された人には「NO RESPECT」ステッカーが渡されていたが、イ・チェヨンは最多6個ものステッカーをつけていた。他のチームから、そもそもアイドルとダンサーは違うし、バトルのトレーニングも受けていないだろうという声が多く、「YGX」のリジョンから指名されたのだ。イ・チェヨンはたくさん練習もしてきたし、自信を持って見せたいと意気込み、初めてバトルステージに上がったが、「ファイトジャッジ」3人は全員「YGX」の札を挙げた。
BoAはリジョンの勝利について、「エネルギッシュなのがすごく良かったし、バトルステージを楽しんでいるように感じた」とし、「(自分が)圧倒されたというか、(勝敗が)はっきりとしたバトルステージだった」と評価。これを受け、イ・チェヨンは力不足であることを感じたとし、1人も魅了できなかったのが悔しいと振り返っていた。ともかく、イ・チェヨンは苦いデビュー戦となった。
他にも、因縁のあるダンサーたちによる一触即発のバトルが繰り広げられるなど、初回から見応えたっぷりで、審査をするBoA、テヨンは大変そうだったが、カン・ダニエルは初のMCという大役にもかかわらず、楽しそう⁉ ちょっとした休憩時間も休むことなく、進行台本をチェックしていたので、テヨンから「ダニエルさんが一番大変そうですね」とねぎらいの声がかけられたが、「いやいやいや」とすぐに否定。すかさずBoAが「私が『プデュ』(PRODUCE 101シーズン2)でMCをしたとき、一番大変だったよ!」と言うと、「その気持ち、分かります(笑)」と共感しながらも、ダンサーたちの熱いエネルギーを間近で感じているようで、「楽しいです!」と答えたのだ。
カン・ダニエルはバトルを見ながら、ノリノリでリアクションも大きく、テンションが最高潮に達すると、台本を床に投げつけて興奮するなど、感じるがままに楽しんでいた。「本当に楽しい、面白い」と何度も連呼し、「ヘッドスピンでもやりましょうか?」と自分も踊りたくて、体がウズウズしているようだった。
女性ダンサーたちのヒリヒリするダンスバトルはもちろん、今後カン・ダニエルのパフォーマンスも見られるかも⁉ さらに、スヨン(少女時代)の出演も発表されており、審査を務めるSMファミリーのケミストリーなどもほっこりポイントになりそうだ。
WOW!Korea提供