キム・ジュンス、“貴重な時間と共に再び長い眠りにつくことができそうだ”…「ドラキュラ」最終公演の感想を語る

ミュージカル「ドラキュラ」のアイコンと呼ばれるキム・ジュンスは、昨日(1日)観客たちの熱い声援の中、4回目のシーズン最後の公演を盛況裡に終えた。
ミュージカル「ドラキュラ」は、アイルランドの小説家ブラム・ストーカー(Bram Stoker)の同名小説を脚色した作品で、1000年の歳月の間、ひとりの女性だけを愛したドラキュラの話を扱った。ジュンスは昨年、「ドラキュラ」の3度目の公演に続いて今季まで熱い人気を得ながら、もはや「ドラキュラ」に欠かせない象徴的なアイコンとなった。また、今回の「ドラキュラ」の第4シーズンも全公演99回中42回をリードして観客を集め、より深まった演技力とキャラクターで再びその実力を証明した。


ジュンスは「ドラキュラ」の第4シーズンで、より深みのあるドラキュラの愛とドラキュラの存在自体の鋭い怒りを行き来しながら深みのあるキャラクターで観客の前に立った。時には激しく、時には繊細に、ドラキュラの熱さと魂を失った冷たさを行き来して一層アップグレードした演技のスペクトルで400年を超えた血純な愛を吸引力のある演技で伝達した。「ドラキュラ」のドラマチックな人生に活力を加えたのはもちろん、ミナに対する哀しく切なくすさまじい彼の絶叫は、見る人の心まで大きな感動で包んだ。ジュンスは今回も「ドラキュラの達人」という修飾語を証明するかのごとく、彼だけの深い感性と魅力で完璧に演じ切った。

(2ページに続く)

2021.08.02