それでも、「BTS(防弾少年団)」の「BOY IN LUV」を圧巻のパフォーマンスで披露し、J.Y.Parkからは「クランプが上手いのではなく、ダンス自体が上手い」、PSYからも「すごく表現力が素晴らしいステージだった」と今回も高評価を受けた。
ところが、どちらからもキャスティングされず、まさかの結果に衝撃が走った。イ・スンギも驚き、慎重にその理由を聞くと、PSYは今すぐにデビューをすると考えたとき、他のメンバーとのバランスなど現実的な部分において悩ましいところで、ちょっと早いのではないかということだった。J.Y.Parkも「ガッカリしないでほしい。このまま成長さえしたら、コウキ君を断る事務所はない」と伝えた。
コウキは動揺することなく、「分かっていたことなので、また次に向けて努力してみます」と“保留”という残念な結果を淡々と受け入れていたが、それを控室で見ていたケイジュは崩れ落ちて涙を見せ、アマルもかなりの衝撃を受けていた。
同じ日本人として、切磋琢磨しながら頑張ってきたので、自分のことのように残念だったのだろう。ちなみに、このコウキの“キャスティング保留”となった衝撃のシーンが、この日の瞬間最高視聴率5.8%(平均4.3%=ニールセンコリア調べ)だった。
グループ1の1軍であるチョン・ジュンヒョク(元P NATION練習生)とイム・ギョンムン(元JYP練習生)は次回の放送となるが、予告を見ると、どうやら次回も波乱の結果が待っていそうだ。
なお、事前ファン投票中間集計(7月31日午前基準)では1位は不動のイ・ゲフン(元JYP練習生)。2位はケイジュ、3位は前回悩みを告白しながら涙があふれたアマルが2ランクアップし、初のトップ3にランクイン。ここにきて日本人がファン投票でトップ3に2人も入り、大健闘しているが、“キャスティングラウンド”ではどのような結果が待っているのだろうか。
WOW!Korea提供