7月28日(水)に放送されたユ・ジェソク×チョ・セホのバラエティ「ユ・クイズ ON THE BLOCK」(tvN)第117話が、歴代2位となる高視聴率6.3%(ニールセンコリア調べ)を叩き出した。
これは大きな話題を集めた「BTS(防弾少年団)」編の歴代1位6.7%に次ぐ記録であり、「BTS」編以来、4~5%台の視聴率で推移していたので、急騰したことになる。
この日のゲストは、数々の映画賞を獲得した映画「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督の通訳を務めるシャロン・チェ、3年ぶりに新曲「君はいい人」(7月16日発売)でカムバックした「sg WANNABE」、16年ぶりのバラエティ出演となる俳優チョ・スンウというラインナップ。放送後、3組とも面白かったという声が多いが、特に最後に登場したチョ・スンウ効果は絶大だったようだ。
実はチョ・スンウ、この番組の最多出演者なのだとか。こうして本人が登場するのは初めてだが、俳優チ・ジニ編や、他の出演者のときにも資料映像として、映画やドラマでのチョ・スンウのワンシーンが使われ、資料映像だけで12回も出演しているという。それで、ユ・ジェソクと番組で共演することを待っていたとし、ユ・ジェソクの番組「ランニングマン」(SBS)は走り回らなくてはいけないので、こちらを選んだのだそう。
それに、タイミング的にもちょうど出演するミュージカル「ヘドウィグ」が7月30日(金)に開幕。事前打ち合わせでは、チケットが即完売する人気公演なので、宣伝をしなくていいと言っていたそうだが、大きな会場に変更になったそうで、コロナ禍ということもあり、心配だったので、それもあって出演したと明かし、「15、16年(『ヘドウィグ』を)やってきたんですけど、また出ることになりました。すみません(笑)」とユーモアあふれる率直な話しぶりでPR。「聞いていた話と違う」とユ・ジェソクを慌てさせていた。
2005年の「イ・ムンセのオアシス」以来、バラエティに出演しなかったのは、上手く話せないし、話すスピードも遅いからと言っていたが、そんなことを全く感じさせないほどユ・ジェソク、チョ・セホとテンポよく話を交わし、時には笑いも交えながら、正直な思いを語っていたチョ・スンウ。
2000年のデビュー作となる映画「春香伝」は、大学の教授に勧められてオーディションを受け、約1000人の中から選ばれたが、「20年経ったので正直に言うと」と前置きし、「21世紀にイ・モンニョン(チョ・スンウが演じた役)ってどういうこと?」と思っていたらしい。この作品で「カンヌ国際映画祭」に行ったときも、タキシードを準備していたのに、役のイメージそのままに韓服を着ることになり、「なぜこんなことをしなきゃいけないんだ?僕だってカッコよく決めたいのに…」と思ったそうで、宿泊先に戻ってから泣いたと冗談交じりに当時を振り返った。
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