俳優チョ・インソンから始まった寄付リレー、患者の希望に


俳優チョ・インソンの善良な行いによる影響力が、217人の患者に希望を与えた。

チョ・インソンが2011年に寄付を始めたことをきっかけに、芸能人7人がソウル牙山(アサン)病院で治療を受けている患者への寄付リレーに参加した。 この10年間で計16億2千万ウォン(約1億6千万円)の支援をしており、寄付金は経済的理由で治療を受けることが難しい患者217人のために使われた。

肺性高血圧と呼吸窮迫症候群をわずらっている新生児、急性リンパ性白血病にかかり抗がん剤治療を受けなければならない男児、先天的な鼻の奇形と口唇裂で手術が必要な男子学生など、重度の疾患及び希少疾患をわずらっている患者たちが、芸能人たちの寄付リレーで治療費の負担を軽減することができた。

寄付リレーは2011年冬チョ・インソンが、厳しい経済状況である小児患者のために使ってほしいと、ソウル牙山病院に5千万ウォン(約480万円)を送ったことから始まった。2012年にも5千万ウォンを寄付し、2013年から2019年まで毎年1億ウォン(約960万円)を寄付してきた。

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2021.07.13