セクハラ騒動で告発された女性お笑い芸人パク・ナレが嫌疑なし処分を受けた。
28日、ソウル・江北警察署によると去る4月、国民申聞鼓を通じてパク・ナレが情報通信網法上不法情報流通容疑で告発された事件について、不送致(嫌疑なし)決定を下した。
警察の関係者は不送致の理由について「最高裁の判例などから、パクさんの行為はわいせつ行為と見ることはできないと判断した」と説明した。
先立って、パク・ナレは去る3月、CJ ENMがローンチしたYouTubeチャンネルで放送さえるウェブバラエティ「HEY NARAE」でセクハラ性の発言をして非難を浴びた。彼女は、男性の人形の特定部位に触りながら、セクハラ発言や性行為を描写したりもした。当時、当該コンテンツの制作陣は映像のサムネイルを交換しただけで、これといった措置を取らなかった。
当時、各種オンラインコミュニティやSNSを中心にパク・ナレの発言が一線を越えたという批判が続いた。これに対して制作陣は不適切な言行だったことを謝罪し、「HEY NARAE」は廃止された。
パク・ナレも所属事務所を通じて「制作陣から企画意図やキャラクター設定、小道具を聞いたとき、細かくチェックして適切に表現するべきだった。表現方法についてもっと考えるべきだったのにそうできなかった点について深く反省している」と謝罪した。
その後、ソウル江北警察署はセクハラ騒動関連の国民申聞鼓を通じて、情報通信網法上不法情報流通容疑で捜査をしてほしいという内容の告発状を受け付けた。警察はセクハラ疑惑が提起された映像前後の状況を調べるなどパク・ナレと「HEY NARAE」制作陣への聴取に着手した。
この事態でパク・ナレが出演中の各種バラエティ番組に降板要求が相次いだ。世論を認知した放送局は悪質な書き込みを防止するため、NAVER TALK掲示板を非公開に切り替えた。しかし、パク・ナレを降板させることなく通常の放送を続けた。
WOW!Korea提供