「BTS(防弾少年団)」、軍入隊延期制度…恩恵を受ける初の対象者となるか


「当然延期する方向で推進する。

ファン・ヒ文化体育観光部長官が「BTS(防弾少年団)」軍隊入隊延期に対しこのように明かした。

ファン・ヒ長官は23日、YTN放送に出演し 「「BTS」がまだ推薦申請書を提出してはいないが、申請すれば当然(軍入隊を)延期する方向で推進する」と明かした。軍入隊対象が「BTS」しかなく適用拡大が必要だという指摘に対しては「公正性、公平性、国防部の意見を総合し検討する」と付け加え説明した。

23日から施行される大衆文化芸術人軍入隊延期制度は文化勲章表彰を受けた大衆文化芸術人として国威宣揚に顕著な功績があると認められた場合、申請書を提出すれば文化体育観光部長官の推薦を介して入隊を30歳まで延期できる。「BTS」のJINは1992年生として既存の兵役法によると2021年まで軍隊入隊の延期が可能な状態だった。しかし改正案によって軍入隊延期を申請する場合、満30歳になる1年後まで活動が可能となり大衆文化芸術人軍入隊延期制度として初の受益者となることで期待を集めている。

一方韓国音楽コンテンツ協会は国防部の兵役法改正案施行令に対し公平性問題を提起してもいる。

韓国音楽コンテンツ協会は「リュ・ヒョンジン、ソン・ホンミン、イ・チャンホ、チョ・ソンジンなどの国威宣揚を通し兵役免除を受けた事例が過去にあるのに、なぜいざ全世界的に影響を与えている「BTS」は入隊延期がダメなのか疑問だ」と残念さを表した。

これに「このような国防部と兵務庁の根拠ない歌謡界弾圧がなくなることを望み、2017年から施行してきた「社会関心階層兵役特別管理制度」によって兵役逃れをした歌手が何人いたのかマスコミに公開し、これを通じて公正な兵役政策が樹立されることを希望する」と言及した。

反面 「BTS」 ファンは軍隊入隊に関連し何度も言及されることに対し、不便さを隠せずにいる。ファンは 各種コミュニティ、SNSなどを通じて「「BTS」の軍隊入隊と延期の可否はメンバー本人らが選択する問題であって、なぜ周りで騒いでいるのか」、「「BTS」を言及しながら芸能界軍隊問題を言及するのはとても不愉快だ」などの反応をみせている。

WOW!Korea提供

2021.06.25