「インタビュー」ロックバンドCNBLUE、3年8か月ぶりの12thシングル「ZOOM」ついに発売!オフィシャルインタビュー公開!

韓国発のロックバンド・CNBLUE、3年8か月ぶりとなるシングル「ZOOM」を発売した。日本活動を再開する気持ちから新曲「ZOOM」に込めた想いまで語った、オフィシャルインタビューが公開された。

――ひと足先に除隊したヨンファさんは、日本でアルバム『FEEL THE Y’S CITY』をリリースしソロ活動を行いましたが、CNBLUEとして新曲をリリースするのは、3年8ヶ月ぶりとなります。改めてCNBLUEとして日本活動を再開する今の気持ち教えてください。

ヨンファ:すごく嬉しいです! 本当に久しぶりのリリースなので、「いよいよスタートだ!」とワクワクしています。ミンヒョクとジョンシンが除隊してから、既に1年という時間が経ってしまったので、ファンの皆さんをお待たせしちゃいましたよね……。

――リード曲「ZOOM」は、軽快で爽やかなポップロック曲です。「ZOOM」という言葉がリズミカルで効いてますね。この曲に込めた思いとは?

ヨンファ:「ZOOM」は、カメラのズームアップからとりました。「CNBLUEとファンの皆さんをズームして、より近い存在になりたい」という気持ちで作った曲です。

ミンヒョク:韓国での再始動曲「Then, Now and Forever」はバラードだったので、その雰囲気とは180度違って、明るくて元気が出る曲。僕も最初に聴いたとき、すごく新鮮な感じがしました。そして、「ファンの皆さんと一緒にライブで歌いたい!」という気持ちになった曲です。

――明るさの要因のひとつが、ジョンシンさんのラップではないでしょうか。これまでラップはヨンファさんがやっていたので、すごく驚きました。

ジョンシン:アハハ、そうなんです(笑)。僕のラップパート、どうですか? 今は、コロナのせいでみんな疲れているじゃないですか。「ZOOM」ではそんな疲れた人たちにポジティブなエネルギーを届けたくて。それで僕が、皆さんに明るい気持ちになってもらえるように、ラップに挑戦してみたのですが……、喜んでもらえたら嬉しいです。

ミンヒョク:レコーディングのとき、緊張した?

ジョンシン:最初は緊張したけれど、やっているうちにどんどん楽しくなっていきました。

ヨンファ:うん、上手かったよ!

――「ZOOM」のミュージックビデオでは、演奏パートとドラマパートがあります。ドラマパートでは、それぞれに役柄が割り当てられていますよね。

ヨンファ:はい、僕は「ひとりぼっち」な男を演じました。監督さんから「バンドシーンはカッコよく、ドラマシーンはちょっとコミカルに」と要求されたので、頑張って演技しています(笑)。2つのシーンのギャップにご注目ください!

ミンヒョク:僕は、サラリーマンという設定です。なので、机で仕事をして……、という演技をしています。花に囲まれたセットで撮影したのですが、大きな観葉植物が僕の部屋にピッタリだったので、撮影後にお持ち帰りしました(笑)。

ジョンシン:僕の役は……、1日中家でゴロゴロしているニートです(笑)。ヨンファさんのドラマシーンに、「ひとりぼっち」男の食事シーンがあります。大きなぬいぐるみと食卓を囲んでいるのですが、途中でぬいぐるみと僕とミンヒョクが入れ変わります。実は、ぬいぐるみの移動が人力だったので、うまくフレームイン、アウトができなくて、何回も何回も同じシーンを撮り直したんです。スタッフさんが、とても大変そうでした(笑)。

――ファンの皆さんをビデオ会議システムZOOMに招待して、ミュージックビデオの先行視聴会「ZOOM プレミアム試写会 in ZOOM」が行われましたが、参加されて、いかがでしたか?

ヨンファ:僕たちは収録での参加だったのですが、たくさんのファンの皆さんが遊びに来てくださって、感謝しています。何よりも「ZOOM in ZOOM」ってタイトルが最高じゃないですか? しばらく頭から抜けなかったです(笑)

ミンヒョク:僕は手紙を書いたのですが、あんなに長い日本語を話したのは久しぶりで、すごく緊張しました。僕の日本語大丈夫でしたか……?

ジョンシン:手紙、ね。あれは、緊張した! 喜んでもらえたなら良いのですが、なんか気恥ずかしかった(笑)。手紙を書いたのも久しぶりだし、こういうのって、慣れないなぁ。

――カップリングの「Clap your hands」は、すごくシンプルで優しい曲ですね。CNBLUEからファンに向けた「ライブで会おう!」というメッセージソングなのかなと思いました。

ヨンファ:この曲は、入隊前に作っていた曲なのですが、ブラッシュアップしてみました。僕たちアーティストもファンの皆さんも、「お互いが存在するから輝く」存在だと思うんです。そんな想いを込めて作りました。

――そして「How you feel」は、ジョンシンさんが作曲を担当。ヨンファさんの曲とはまた違う、キラキラしたポップな曲ですね。

ジョンシン:仲間やファンの皆さんとの再会の喜びを表現した曲なので、ハートウォーミングな感じにしたくて。歌詞はヨンファさんにお願いしました。サビの「La La Love song」という歌詞は、僕がデモの段階で何気なく入れていたものなのですが、そのフレーズもうまく拾ってくれて、イメージ通りの歌詞を書いてくれました。早くライブ会場で、「La La Love song♪」って皆さんと一緒に歌いたいです!

――シングル『ZOOM』からCNBLUEの第2章が始まりますが、ここからまた新しいページを描いていくCNBLUEの今後の抱負を教えてください。

ヨンファ:今年は、僕たちCNBLUEの日本メジャーデビュー10周年です。これまで皆さんとたくさん思い出を作ってきたけれど、やり残したことがありますよね。次の10年は、その場所でファンの皆さんとライブができるように頑張ります。ずっとついてきてください!

取材・文/坂本ゆかり

 

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(2ページに続く)

2021.06.23