このチーム対決は、いきなり最初から“ビッグマッチ”が展開された。JYPチームは、JYP練習生出身イム・ギョンムンと初回放送トップバッターで登場したイ・ドンヒョン。
P NATIONチームは、JYP練習生出身イ・ゲフンと自作振付が注目されたイ・イェダムという組み合わせだ。
つまり、JYPの練習生だった2人が対決することになったのだが、「身内の戦いみたいで、ちょっと途方に暮れた」というイム・ギョンムンに対し、第2話で最長練習生としてスポットを浴びたイ・ゲフンは「過去は過去。今はP NATIONに属しているので、それほど実感はない」とクールだ。
JYPチームのイム・ギョンムン&イ・ドンヒョンは、J.Y.Parkの中間チェックで曲を「Block B」の「HER」に変え、弾けるパフォーマンスを披露した。J.Y.Parkは「俳優は台本を受け取ったら、自分を消さなくちゃいけない。歌手は自分の姿を前面に出してステージに立たなきゃいけないと思います。ドンヒョン君は自分の姿がずっとありました。しかも、ギョンムン君と練習して、基本テクニックまで上手くなりましたね」と褒め、イム・ギョンムンにも「練習生生活を長くしながら、失ってしまった部分がドンヒョン君を通じて、また戻ってきた感じがします。きょう一番、イム・ギョンムンらしかったです。本当に誇らしかったです」と笑顔を向け、2人がお互いに良い影響を与えていると満足そうに語った。
続いて、P NATIONチームのイ・ゲフン&イ・イェダムはMINO(WINNER)&BOBBY(iKON)の「HIT ME」を選曲。PSYの中間チェックのアドバイスで、見せ場となるパフォーマンスの構成を変え、エネルギッシュなステージを披露した。
あまりの素晴らしさにJ.Y.Parkは「すごいですね」と言ったきり言葉が出ず、ようやくマイクを握ると「残念な部分がありません」と舌を巻いた。PSYが作る最高のアイドルはこんな感じなのかなと思ったと最高の賛辞を送り、イ・ゲフンとイ・イェダムの自作ラップのワードセンスにも注目。そして、イ・ゲフンにも練習生生活をしながら培ってきた基本テクニックに、PSYの温度が加わると、こういうステージができるのかと感心し、「誇らしかったです」と伝えた。
審査の結果、個人の点数をみると、イム・ギョンムン182点(JYP93、PSY89)、イ・ドンヒョン190点(JYP96、PSY94)、イ・ゲフン190点(JYP98、PSY92)、イ・イェダム184点(JYP92、PSY92)と全員高得点で大接戦。チームの点数は、イム・ギョンムン&イ・ドンヒョン185点(JYP93、PSY92)、イ・ゲフン&イ・イェダム193点(JYP98、PSY95)で、P NATIONチームが勝ち、このチーム戦ではイム・ギョンムンが脱落候補となった。
そして、この日からNAVERとSUPER STARのアプリで、いよいよ視聴者投票も開始。サバイバルの雰囲気が盛り上がってきた。