「ダニエルが成長しながら強靭な男になり、私も除隊して社会に出たとき演技、外観、歌唱力すべてにおいて成長したいと思い選択しました。」
創作ミュージカル「1976ハーラン・カウンティ」で主人公ダニエル役を演じたイ・ホンギ(FTISLAND)は、3日午後、ソウル市チュンムロ(忠武路)アートセンター大劇場で行われたプレスコールでこのように述べた。
ホンギは、4月に現役で軍服務を終えた後の最初の作品にこのミュージカルを選択した。彼は「舞台にも立ちたかったし、生きていることを感じたいと思った」として、「歌と演技をしてたかったし、ミュージカルのジャンルに愛着が多く、シナリオを受け取ったときにこれだと思って選択した」と述べた。続いて「やってみると、いろいろ考えさせられて愛着のある作品だが、人と人が出会い疎通してひとつになって、互いに調和しながら生きていくのが私が生きる観点と近い」として、「今後もお互いに話し合いながら助けあって生きていきたいととても思った」と付け加えた。
「1976ハーラン・カウンティ」は、米国の労働運動の道しるべとなったハーラン・カウンティ炭鉱村の激情的な実話をもとに、アカデミー賞のドキュメンタリー最優秀作品賞に輝くバーバラ・コップルのダイレクトシネマ「ハーラン・カウンティUSA」をモチーフに作られた創作ミュージカルだ。2019年にプサン(釜山)で初演され、開発段階を経て、先月28日に忠武アートセンター大劇場で幕を上げた。