「バラコラ」「KINGDOM」、第3次2ラウンド中間結果1位は「SF9」!「東方神起」とテミン(SHINee)のアドバイスが効いた!? 「ATEEZ」は6位に後退


「KINGDOM:LEGENDARY WAR」(Mnet)がいよいよ大詰めに入り、5月27日(木)に放送された第9話では、第3次バトル第2ラウンドのステージが終了し、中間結果が発表された。

第3次バトルのテーマは「NO LIMIT」。まさにグローバルファンの五感を満足させる限界を超えたパフォーマンスの連続だった。その出演順を決めたのは「ATEEZ」だったが、結果的にその並びが絶妙だったのも、注目ポイントだ。

前回は、トップバッターの「iKON」と「Stray Kids」のステージが公開されたが、偶然にも2組とも「BLACKPINK」の曲を選曲。そして、今回は3組目から公開されたが、3組目の「BTOB」と4組目の「ATEEZ」はファンが喜ぶ自分たちの曲を選曲し、勝負に出たのだ。

「BTOB」はテレビで一度も披露したことのないミンヒョクの自作曲「Blue Moon」を選曲。さまざまなジャズ的要素を盛り込み、コラボゲストに迎えた「(G)I-DLE」ミヨンと共に、映画「ラ・ラ・ランド」をモチーフにミュージカル映画を見るようなパフォーマンスを演出した。最後の最後までドンデン返しのあるストーリー展開も面白く、エンディングロールには「制作投資Melody」と映し出し、Melody(「BTOB」のファンの呼称)への愛をセンスよく表現。遊び心のある「BTOB」らしいステージだった。

続いて「ATEEZ」は、第2ラウンドの中間結果1位のげんを担いだのか、今回も自分たちの出番を4番目に置いた。曲は、ファンが一番望んでいる曲であり、ファンと触れ合った最初で最後の単独コンサートで披露し、思い出の詰まった「Answer」だ。そして、これまでのMVに登場したガラスの監獄、長い階段などファン心をくすぐるセットを活用しながらパフォーマンスを展開。終盤には「ファントムシンガー3」(JTBC)で優勝したクロスオーバーグループ「LA POEM」が登場し、声楽とK-POPという斬新なコラボで壮大な雰囲気を漂わせた。

5組目と6組目は、自分たちの長所、強みを最大限生かせる曲として、MCを務める「東方神起」の後輩であり、グローバルな人気を誇る「SHINee」と「EXO」の曲を選曲した2組が登場。

まず、5組目は衣装からセクシーさがだだ漏れしていた「SF9」。自分たちの武器であるフィジカルを最大限に生かせるテミン(SHINee)の「MOVE」を選曲した。この曲はアイドルから芸人まで、いろいろな人がカバーやパロディをしてきたが、今回「SF9」がこの曲で自分たちの限界を超えるセクシーさを表現。「BTOB」が「さすがセクシー・ファンタジー・ナイン」と絶賛していたが、まさに官能的で危険なセクシーさの極みを見せるパフォーマンスだった。

特に、今回キーマンだったのがイントロを任された末っ子チャニだ。実は対面式が終わった後、ユンホ(東方神起)から次はもっと強くいって、イメージを変えたほうがチームのためにもなるとアドバイスをもらい、第1次バトルが終わった後も、チャンミン(東方神起)からダンスが上手いんだから、もっと圧倒するぐらいやった方がいいという激励があったのだ。

それに、今回は何といっても、チャニが“ロールモデル”と公言している憧れの先輩テミンの曲だ。セクシーさを表現するのが難しいと悩んでいたチャニは、テミンに電話をかけ、パフォーマンスのポイントや応援の言葉をもらう場面も。それに勇気づけられ、一皮むけたチャニが、イントロで強烈なインパクトの幕開けをし、「SF9」は最後の雨に打たれるエンディングまで、彼ららしい官能美あふれるパフォーマンスで目をくぎ付けにした。

最後は、シンクロ率100%のパワフルなパフォーマンスが強みの「THE BOYZ」。「EXO」の「Monster」で“ステージ職人”らしさを見せつけた。今回ヨンフンが残念ながら負傷により、ステージに上がることができず、10人でのパフォーマンスだったが、登場から強烈なカリスマ性を発揮し、雰囲気を圧倒。蛇を具現化したセットを活用するなど、パワフルで華やかなパフォーマンスを披露し、リーダーのサンヨンがステージが終わった後、感無量で涙を見せるほど、完成度の高いステージだった。

こうして6組のパフォーマンスが終わり、専門家評価と出演者自身の自己評価を合算した第2ラウンドの中間結果が発表された。専門家評価1位は「Stray Kids」(2083.333点)で、2位は「SF9」(1851.852点)。3位の「THE BOYZ」(810.185点)と点数が大きく開いており、上位2組がぶっちぎりだったことが分かる。

出演者評価は1位が「SF9」と「BTOB」(共に1562.500点)。続いて、3位が「Stray Kids」、「THE BOYZ」、「iKON」(全て1041.667点)。点数を見ると、上位2組に3票ずつ入り、3組に2票ずつ入ったことになる。

これを合算した結果、1位は「SF9」(3414.352点)が獲得。第1次バトルの中間結果6位からスタートし、第2次バトルの中間結果2位、そして今回の1位と大きくステップアップしている。2位は「Stray Kids」(3125.000点)、3位は「BTOB」(2141.204点)、4位は「THE BOYZ」(1851.852点)、5位は「iKON」(1504.630点)、6位は「ATEEZ」(462.963点)だった。「iKON」がくすぶり続け、これまで中間結果では下位圏で停滞しているのが気になるところであり、また「ATEEZ」が第1次、第2次バトル共に中間結果は1位だったので、この6位は驚愕の結果だ。

今回、「SF9」が初の1位をゲットしたが、あくまで中間結果だ。第1ラウンドは「BTOB」、「Stray Kids」、「ATEEZ」が完全勝利をしており、現在のところ、対面式、第1次、第2次バトルの合算結果で1位だった「Stray Kids」が優位に立っているのは間違いない。

次回はいよいよ最終回。6月3日に生放送で「WHO IS THE KING」をテーマにファイナルバトルが展開される。現在、それに向け、6組の新曲の音源が音源サイトで公開中。音源ストリーミングとダウンロード数も音源点数に反映されるが、すでに各グループの音源リリースの反響が記事として上がっており、注目されている。泣いても笑っても残り1回。王座をつかむのはどのグループだろうか?

WOW!Korea提供

2021.05.28