「インタビュー」ソ・イングク、「SUPER STAR K」から12年“特別ピンとこないが、一生懸命走ってきたと思う”…曲の作業も順調

ソ・イングクは、劇中で大企業の後継者ゴヌ役に扮したイ・スヒョクに対する愛情を示した。ふたりは、2014年のドラマ「高校世渡り王」で初共演した後、現在放送中のケーブルチャンネルtvN月火ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」に続いて、今回の「パイプライン」まで3作品を共にしたのだ。


ソ・イングクは、「イ・スヒョクと『高校世渡り王』で会ったが、それほど親しくなれなかった。キャラクター自体がお互いに対立して警戒し合う役柄だったのでプライベートな時間はあまりなかった。その後、プライベートでゲームをたくさんしたり、ご飯を食べたり運動も一緒にしながら親しくなった」と述べた。
続いて「実際に知って見ると、イ・スヒョクはかわいいおしゃべりさんだった。そして、他人を楽しませることに幸福感を感じる人だ。TVで見る姿とは違いすぎていっそう情がわいて、すごく人のにおいがする人だと感じた。とてもかわいい弟だ」と話した。

現在人気のうちに放送中の「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」でパク・ボヨンと共演していることに対する感想も述べた。
彼は「3〜4日前に『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』の撮影が終わった。パク・ボヨンと6ヶ月間一緒にやりながらとても楽しかったし、本当に多くのことを学んだ。現場で取り組む姿勢やキャラクターを表現するとき、監督に接するときなど、いつも明るいエネルギーを発しているのが印象がよかった。相手俳優を本当にリラックスさせてくれるという点も良かった」と絶賛した。

超越的な存在であるミョルマンというキャラクターを引き受けて熱演中のソ・イングクだが、彼は「数千年も生きてきたせいで、トゲトゲしくて性格が悪いところがある。ちっぽけな人間という存在が、生意気にもミョルマンを慰め見守ろうとすることに対し、拒否感があるせいだ」として、「そういった点がドンギョン(パク・ボヨン)に会って、かなり解消される。これから残りの期間、ミョルマンが忘れていた感情が飛び出してくるのが、とても面白く視聴ポイントとなるのではないかと思う」と語った。

またソ・イングクは、2013年にMBCバラエティ番組「私はひとりで暮らす」に出演してとても愛されたので、再出演したいという思いを語った。
彼は「個人的にもう一度出演して変化した私の姿をお見せしたい。インテリアに関心を持つようになった」と明らかにして注目された。
続いて「ウルサン(蔚山)で弟と一緒にカフェとレストランを運営しているが、それでインテリア業者の方々と話をして勉強をたくさんした。その後、少しずつインテリアの小物を買っていて、そうしているうちに散らかっているのが嫌になった。とてもきれいに片付けながら暮らしているので、その部分を機会があれば後でお見せすることができたらいいだろうという気がする」と述べた。

2009年にケーブルチャンネルMnet「SUPER STAR K」シーズン1の優勝者として華麗にデビューしたソ・イングクだった。彼は歌手カムバックの計画を問う質問に「個人的に曲作業をたくさんしている。少し前に作業室も準備した。親しい作曲家の方々と一緒にたくさん作業をしている」と答えた。
ソ・イングクは「『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』のOST(オリジナル・サウンド・トラック)にも参加することにした。楽しみにしてほしい」と明らかにした。


すでにデビュー12年目に入ったソ・イングクは、「12年になったということが特別ピンとこない。じっくり思い返してみてようやく、本当に一生懸命走ってきたなと思う。今でもいつも新鮮で、今も当時と同じだ。今でも難しく新鮮で、ときめき嬉しく楽しい。変わった点と言えば、私がつらいときは『認めて』、すぐに面白いことを探そうとするということだ。すぐに克服していこうという、こんな気分になるということだ」と成熟した姿を見せた。

2021.05.24