俳優兼歌手ソ・イングクが、映画「パイプライン」で8年ぶりにスクリーンに復帰した心境を明らかにした。
ソ・イングクは24日午前、ビデオオンラインインタビューを行った。26日の映画「パイプライン」の公開を前にしてさまざまなエピソードを公開した。
「パイプライン」は、韓国初の「盗油犯罪」を扱った犯罪娯楽映画だ。大韓民国の土地の下に隠された数千億の原油を盗んで人生逆転を夢見る6人の盗油犯と、彼らが繰り広げるチームプレーを描く。 「マルチュク青春通り」(2004)、「卑劣な街」(2006)、「江南ブルース」(2015)などを演出したユ・ハ監督がメガホンを取った。
特にソ・イングクは、2013年の映画「君に泳げ!」以来8年ぶりのスクリーン復帰となる。彼は劇中、原油を盗んで人生逆転を夢見る盗油業界最高の穿孔技師のピンドリというキャラクターを引き受けて熱演する。これまでのロマンチックな姿とは全く違った、率直で自信に満ちたキャラクターでイメージの変身を試みた。
この日ソ・イングクは、「パイプライン」出演について「観客の方々が速い展開を感じることができるのではないかと思った。主人公が危険を克服しながら緊張と痛快感を与えることができると思った」として「トンネルの中で苦労する様子が映画によく映し出された。逆境と苦難がうまく表現されて見る方々にうまく伝わって欲しい」と述べた。
続いてユ・ハ監督との仕事について「ユ・ハ監督が本当に映画界の巨匠なので、最初はとても緊張した。信じられないほど光栄で撮影中はとても緊張したが、むしろ監督がとても愉快でおもしろくディレクションを見てくださる。おかげで楽しく撮った。そして監督が私をかわいがってくださるのが感じられて、撮影中は幸せだった」と話した。
特に韓流スターのクォン・サンウ、チョ・インソンに続きユ・ハ監督の選択を受けたソ・イングク。彼は「監督と今後多く何かをすることができると思う。実際に監督が『パイプライン』のほかにも一緒に何かやってみようと言ってくださって、とても光栄だった」として、「私を見て多くのものを持っているとほめてくださった」と心境を伝えた。
また、ピンドリというキャラクターについては「犯罪者だが、自分の技術に自信があるのが妙な感じだった。そのために表われる行動や態度がとても新鮮だったし、とても頭の回転が速くひとくせあり、これまで見たキャラクターとは異なり危険なことからも後ずさりしない感じが新鮮だった」と述べた。
また、ピンドリというキャラクターについては「犯罪者だが、自分の技術に自信があるのが妙だった。そのために表われる行動や態度がとても新鮮だったし、とても頭の回転が速くひとくせあり、これまで見たキャラクターとは異なり危険なことからも後ずさりしない感じが新鮮だった」と述べた。
続いて、自分自身とのシンクロ率については「私はピンドリのようなテンションは持っていないと思う。私も頭の回転は速いと思うが、それでもちょっとは考える時間、整理する時間が必要だ。だから、よくぼうっとしたりする。ピンドリは、ホントにそんなことはない。何か話をしながらもすぐに考えを整理して行動に移すタイプで、学びたい感じがする。荒々しさではなく、状況判断能力が速い部分を学びたい。後ずさりしないスタイルは似ている」と話した。
彼は「ピンドリそのものだと言われたい。作品ごとに完全に引き受けたキャラクターとして見られるのが私の究極の目標なので『本当にピンドリだった』という言葉を聞きたい」として、「人それぞれ好みがあるだろうが、私の目標は、そんな判断を超越することができる俳優になることだ」と明らかにした。
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