韓国歌手BoA(34)の実兄で広告・MV(ミュージックビデオ)監督のクォン・スヌク(39)氏が「私も心から奇跡にあらゆるものをかけてみようとしている」として、闘病中の近況を報告した。
クォン・スヌク氏は去る19日、自身のInstagramを通して「これまでこうして生きたことはなかったが、最後に奇跡というものを夢見させてくださった皆さんに感謝する」とつづった。また、「私も医師の言葉を信じないタイプだ。この1年で計8回入院し、私の死を家族を呼んで通告した場面も6回を超えるからだ」と述べた。続けて「私は適当な医師の言葉は本当に信じることも恐れることもなかったが、今回は本当に状況が少し違ったし、命が一進一退する危機をまともに感じた」と付け加えた。
クォン氏は「最近多くの方が連絡をくださる。そこで勧めてくださった治療をしてみようと思う。もうその方法以外、私にできるものはない。最も気を付けなければならないのは、人生を楽しく生きること」と伝え、「若くしてがんに罹患するということは本当に治療自体がとても難しく、わずか数日で数段階ずつステージが悪くなるということも申し上げたい」と訴えた。
そして、「また治療しに行ってくる。黄疸が激しく、抗生剤を注入している。肺炎もあるようだ。がんは本当にあらゆる合併症を引き起こすようだ」と伝えた。
これに妹BoAは「オッパ(兄/ここではスヌク氏のこと)…ちょっとカッコいい~会いたい。はやく会おう!(病に)勝って家に帰って来ないと」と応援メッセージを残した。これを見た兄クォン・スヌク氏も「うん、私も妹のおかげで耐えられるだろう~最も愛する妹が最高だ!」と答え、兄妹愛を誇った。
クォン氏は去る10日、腹膜にできたがんが転移しステージ4の診断を受けたと告白。また、腸閉塞により食事もできず体重が36kgまで落ちたと明かした。
クォン氏は2005年、ポッピンヒョンジュンのMV「獅子吼」でデビューし、その後、「Girl’s Day」、ソ・イニョン、ペク・アヨン、イ・ジヘ、「Red Velvet」、「MC THE MAX」らの映像物を手掛けた。
WOW!Korea提供