文化遺産の重要性がさらに強調されている時期に、悪質な個人ファンがデザイナーのオークションの意図を歪曲して苦しめたと知られて衝撃を与えている。オークションキャンセル反対と再開意見が殺到すると、デザイナーはSNSを通じて「まずオークションをキャンセルするようになったことを心から謝罪申し上げます。2週間本当に大変でした。また、他の作品でお目にかかります」として、これまで気苦労が極度に達したことを知らせてファンを残念がらせた。
世界のトップスターや有名人だけが可能である「洗わない服」がオークションに出品される点を口実に、悪質な個人ファンがあらゆる憶測で扇動したというのがARMYの主張だ。「意図が何か」「セクハラだ」「吐き気がする」「お金に目が眩んだのか」など口にできない言葉でデザイナーを攻撃し、ついには韓国の美を世界に知らせる機会さえ奪ってしまったのだ。
問題は、今回のオークション取り消しの裏には何年も悪質な個人ファンが、新聞社や放送局、有名人のSNSや世界のユーチューバーなどに対して手当たり次第に陰湿な攻撃をしながら深刻な被害を与えたという点だ。彼らが長年悪行を止めない理由は、不正な個人ファンへの告訴と処罰が生ぬるい所属事務所の態度にあるとの指摘もある。
結局、スーパースターの愛蔵品のみ出品されるオークションで、BTSの名前と韓服の位相を高める機会まで奪われた。ARMYはデザイナーとマイアートオークションを応援し、韓国固有の伝統衣装である韓服を再び世界に知らせることができるよう切に希望していると伝えた。