「バラコラ」俳優ユン・シユン×ドン・ヒョンベ、「気付けば社長」で“アルバイト王”に! チョ・インソンはキム・ウビンからの電話にご機嫌!

また、「キム・タックだ!」とお客さんからすぐに気付かれ、騒がれるユン・シユンとは違い、まだ知名度が低いドン・ヒョンベ。メンタル的にしんどいのでは?と思ったが、それを避けることなく、しっかりと向き合っていたのが潔かった。

中学生から「ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』に出てましたよね?」と聞かれたときは、「出たかったよ」と答えて笑いに変え、おばさまたちから「芸人かと思った」と言われたときは、「僕は演技をしているドン・ヒョンベです」とクールに自己PR。

さらに、お客さんとの会話で、この店にいると、住人から、さも知っているように馴れ馴れしくされるから、嫌ではないかと聞かれたチャ・テヒョンが「良い面と悪い面がある。あまりにも知られていないのも悲しいし」と答えると、「だから、僕がそうなんですよ」と自虐的に名乗り出たドン・ヒョンベ。そして、チャ・テヒョンが「弟がすごく有名なんですよ」と弟がSOLであることを明かし、「似てる!」と興味を示し始めたおばさまたちに「僕はドン・ヒョンベと申します」と改めてあいさつをしたのだ。

店の営業が終わり、夕飯を食べているときもその話題に。チャ・テヒョンが「最高の一発」によって、キム・ミンジェやチャ・ウヌ(ASTRO)らドラマのメンバーたちがみんな成功しているのに、ドン・ヒョンベだけ上手くいかなくて、すごく悔しいと笑い交じりに、ストレートに話を切り出し、「それでヒョンベ、ずっと挑戦はしているのか?」と気にかけたのだ。

次の作品を待っているところだと答え、きょうのようなお客さんの反応をある程度予想していたので、自分のことを知らない人には名前をアピールしようと思っていたと明かしたドン・ヒョンベに、チョ・インソンもそういうことができる芸能人は多くないとし、ドン・ヒョンベの姿勢を称えた。

そして、一緒に舞台をやっていた仲の良い後輩が、新人賞を受賞したとき、すごく嬉しくて拍手をしたけれど、一方で羨ましかったと正直に語ったドン・ヒョンベに、「それは前向きな信号」とチョ・インソン。羨ましいという感情を抑えつけると、逆に他人の不幸を自分の幸せと感じるような否定的な感情が生まれてしまうかもしれないとし、チャ・テヒョンもチョ・インソンが主演男優賞を受賞したとき、親友のチャン・ヒョクが「推奴~チュノ~」で演技大賞を受賞したとき、羨ましかったと。

ただし、キム・ジョングクが芸能大賞を受賞したときは、全く羨ましくなかったとオチをつけ、笑いに包まれたが、チョ・インソンが「どうあれ、確実なことは本当にお前のことを応援している人が多いということ。それがすごく重要なポイントだよ。応援がすごく力になるはずだよ」とし、チャ・テヒョンも「ちょっと時間がかかってるだけだから、なんとか耐えろ」と温かい言葉でエールを送った。真剣に後輩のことを想うチャ・テヒョンとチョ・インソンの深い話にジーンとさせられる濃厚な一日だった。

2021.04.23