歌手IU(アイユー)が「LILAC」で見せようしたこと…新しいジャンルへの試みに快感


歌手IU(アイユー)が5thフルアルバム「LILAC」を通じて創作者ではなくボーカリストとしての魅力を極大化させた。

25日の午後に「IU」は5thフルアルバム「LILAC」のカムバックを迎え、ライブストリーミングサービス「NAVER NOW」で「LILACの香りいっぱいIUの‘29歳の春’」をサプライズで生放送した。該当の放送でIUは「LILAC」の収録曲について紹介し、作業ビハインドストーリーを聞かせた。

「LILAC」はIUが「Palette」以後、4年ぶりに発表するフルアルバムだ。IUは「ライラックの花言葉が‘若い頃の思い出’だ。私の20代をぎっしり盛り込んだアルバムだ」とアルバム名について説明した。特に「LILAC」は20代を見送る「BYLAC」と新しい青春を迎える「HILAC」の2つのバージョンで準備され、20代を見送り、30代を迎えるIUの今を込めた。(韓国の数え年で2021年29歳)

IUが「LILAC」を準備しながら重点を置いたのがボーカリストとしての力量だ。彼女は「今回のアルバムに私の自作曲が抜けていてファンの皆さんが寂しがっていると聞いた」と「元々は自作曲を6曲、作家さんたちの曲を6曲で構成しようとしたが、私の曲がアルバムのトーンに調和する感じがしなかった。これはもっと良い機会にお見せしたいと思っている」と話した。

続いて「私がプロデュースをして以来、創作者としての思いが入るようになってボーカリストとして見せる範囲が狭まっているような感じがした」と「私は持っている材料が多いボーカリストなので歌手としての多様な姿を見せる方が面白いのではないかと思い、5thフルアルバム『LILAC』を通じてボーカル的に色々試みをした」と説明した。

IUは「タイトル曲『LILAC』に70・80年代のディスコサウンドを具現しようとした。ここにIUの感じも含めた」と「リズミカルでエナジーがある中で、メロディーはそよそよしていてリズムはモッチリしている、色の強い歌のため中毒性があるはず」と話した。続いて「『LILAC』では過去に多く使った歌唱法で歌い、歌をよりモッチリと表現した」と加えた。

またIUは歌手ナオルのダイレクティングを受けた曲「Hi Spring Bye」、AKMUチャンヒョクと再びコラボレーションした「Ah Puh」など多彩なジャンルを通じてボーカリストIUの魅力を極大化させた。IUは「今まで歌ったことのないジャンルを試みたことに快感を感じた」と言い歌手IUのまた違う姿を期待させた。

5thフルアルバムでカムバックしたIUは久しぶりに音楽番組にも出演する。IUは「音楽番組に出演するのは『Palette』以後4年ぶりだ」と「色々ドキドキして緊張する」と話した。またIUは「最近舞台でカメラを探すのが難しくなっていると聞いたので緊張しています」と「振り付けとライブの練習を頑張りました」と話し、期待感を高めた。

一方、IUは今月の25日午後6時に各種音源サイトを通じて5thフルアルバム「LILAC」を発売し、同名のタイトル曲で活発な活動を続けていく。

WOW!Korea提供

2021.03.26