タレントのキム・ミナ、ユキカと共演した動画でR-18シーンをマネて騒動に…非難されるべきか否か?

「特技がなくて啓発してほしい」というキム・ミナは、同日タレントのチェ・ファジョンのモノマネをしたり、映画「インサイダーズ/内部者たち」(監督:ウ・ミンホ、2015)で、イ・ギョンヨンが演じていた国会議員チャン・ピルのキャラクターの酒席での行動や爆弾酒を作るシーンをマネした。彼女とともにいたユキカは日本の象のダンスをしながら笑いを誘った。

これに制作陣は「なんとまあ。下品なのでモザイク処理します」という字幕とともにこの場面をブラー処理した。このような字幕も笑わせるためであって、キム・ミナとユキカの行動が「下品だ」ということではないはずだ。

関心が注がれた後、コメント欄にはキム・ミナの行動を巡り「キム・ミナとユキカのデュオコンビネーションが最高だ」、「3人とも大好き」、「みんな感覚を見出したね」、「キム・ミナ悪いことだけ学んだね」、「今日の教訓、乾いたゴミ」などのリアクションが出た。このように「面白い」という反応と批判が混在している状況。

女性タレントが映画の中の仮想の国会議員の酒席での醜態をマネしたのは、性感受性がないわけでは決してない。既成世代(旧世代)たちをからかうコントであるだけだ。そうでなければ本人の言葉通り「私はバラエティタレントではないので、私にバラエティは難しい」という方に近い。

既成世代の男性や国会議員を嘲弄した映画の中のシーンをパロディ化したキム・ミナに性意識に問題があるということが、行き過ぎた一般化の誤りと言える。キム・ミナに今回のパロディについて「笑いのモラル」や「性感受性」を求める光景は、もしかしたら「(これまで騒動が多かった)キム・ミナだから」というひときわ過酷な状況ではないだろうかと考えてみる必要がある。

WOW!Korea提供

2021.03.23