Q:一般的にあなた方はK-POPアイドルとして有名なのですが、BTSの音楽はもはや超越され過ぎていて、ファン層は韓国の大統領まで含めて多様です。K-POPというラベルについてどう思いますか?自分の言葉で自分をアーティストとしてどのように表現しますか?
RM:K-POPは一般的に韓国音楽を指す用語ですが、ある時点で独立したジャンルになりました。K-POPが何であるかを定義することは実際には非常に難しいのです。正直な気持ち、ファンに音楽やパフォーマンスを披露して、それにたくさんの愛を返していただいて、感謝しかありません。僕たち自身を表現するなら、韓国から来た7人の普通の男の子です。
Q:主要な授賞式や主流のポップカルチャーで話題に上がるアジアのミュージシャンはあなたたちだけですが、それをどのように感じますか?もし変えれるなら、あなたたちの功績によって今の音楽業界(状況/市場/環境)をどのように変えてほしいですか?
SUGA:世界の音楽業界では「多様性」の動きが見られます。これらの変化がどんどん進むこと、前進し続けることを願っています。僕たち以外にも韓国には素晴らしいアーティストがたくさんいます。そして、彼らの音楽が世界で通用するものであると確信しています。人々が様々な音楽に触れ、より多くのミュージシャンがより広く知られるようになるのを助けるために、僕たちが役割を果たすことができれば幸いです。
Q:あなたたちの独断で、これまで発売した曲やアルバムの中でグラミー賞を贈りたいものはどれですか?まだ過去のBTS/BTSの全てを知らない人たちのためにこれまでの作品で最も誇らしい曲はどれですか?
RM:僕がお勧めしたいのは、とても大変な時期に発売したアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」です。個人的には「Spring Day」が一番特別な曲です。
Q:2021年のBTSの次のステージは?新しい音楽やソロプロジェクトの予定はありますか?
RM:パンデミック(コロナウィルスの感染拡大)がまだ解消されていないので、音楽やパフォーマンスを通して、「Dynamite」のように、希望と癒やしのメッセージをもう一度届けたいと思っています。
JIN:次の音楽をリリースするために一生懸命取り組んでいます。次は何がくるかを楽しみにしていてほしいです。
SUGA:2021年により良いツアーが開催されることを願っています。楽しみにしていてください。
J-HOPE:楽しさや喜びを新たな曲とパフォーマンスで、届けられたらと思っています。僕たちは今本当に一生懸命取り組んでいます。
JIMIN:現状を考えるとファンと直接会うのは厳しい状況下なので、アルバムでも他のコンテンツでも、ファンとの距離を縮めていけるように頑張ります。
V:僕たちは、人々に共感を持って心地良く触れるそよ風のような存在でありたいと願っています。
JUNG KOOK:2021年、僕たちはグラミー賞という最高のステージに参加でき、僕たちが続けてきた、僕たちの(今)できる最高のもの/ステージをお見せします。僕たちの音楽の多様性をもっとお見せしたいと思います。
【第63回グラミー賞授賞式 出演者リスト】
[パフォーマンス]
バッド・バニー、ブラック・ピューマズ、カーディ・B、BTS、ブランディ・カーライル、ダベイビー、ドージャ・キャット、ビリー・アイリッシュ、ミッキー・ガイトン、ハイム、ブリタニー・ハワード(アラバマ・シェイクス)、ミランダ・ランバート、リル・ベイビー 、デュア・リパ、クリス・マーティン(コールドプレイ)、ジョン・メイヤー、ミーガン・ジー・スタリオン、マレン・モリス、ポスト・マローン、ロディ・リッチ、ハリー・スタイルズ、テイラー・スウィフト、ブルーノ・マーズ&アンダーソン・パーク(Silk Sonic)
[司会]
トレバー・ノア
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