第二部は「10th anniversary door」と題し、「K THEATER TOKYO」時代からの人気曲や最新曲までApeaceの軌跡を感じられるステージ構成。メンバーたちが特に愛着のある曲を選んだそうだ。オープニングは「HERO」、「S.O.S」、「Lover Boy」でキレキレのダイナミックなダンスパフォーマンスで幕を開けたメンバーたち。熱量も気合もほとばしっている。ジヌが「150%を見せて、僕たちが日本にいない間、皆さんが浮気できないようにするのが作戦です」と意気込んでいたが、その情熱はステージパフォーマンスにしっかりと表れていた。
また、衣装をよく見ると、全員が違っていたが、いままでのステージ衣装を1着ずつ着てみたのだという。歴史が感じられる懐かしい衣装を身にまとい、ファンの琴線をくすぐったメンバーたち。ステージでも、“これぞApeace!”というパフォーマンスを連打。「RAIN CLOUD」に続き、ヨンウォン×ソンホ×ウォンシク×ヒョンソン×シヒョクが「オチョダカ」、ヨンウク×J.D×ジヌ×ゴンヒ×スンヒョクが「ハルハル」とユニットステージを挟み、再び全員で「Never too late」を披露。
さらに、ゴンヒ、スンヒョク、ソンホが入隊中にリリースした「Never Ever End」、「Feel So Good」、「GENTLEMAN」、「MAMA お願い」を7人がメドレーでつないだ後、10人で最新シングル「Shake it up! -HotLips-」をパフォーマンス。ヨンウクが「7人のメドレーも盛り上がったけれど、10人での『Shake it up!』がポイント」と話したが、メンバーたちの汗が止まらないほど、エネルギッシュな熱いステージだった。
後半もApeaceの魅力が全開。「VEIL」、「Just Once Again」、「Brand new days」、「BANG! BURN! LOVE」と怒涛のダンスナンバーで魅せた。特に、「BANG! BURN! LOVE」は3人が兵役に行っていた間、7人でライブ披露したこともあったが、ヨンウォンが「3人がいた方がパワーアップするね」と何気なくつぶやいていたのも印象深かった。
エンディングトークでは活動休止期間中、韓国でヨンウォンは筋トレ、J.Dは発声、歌の練習、ヒョンソンは自己管理、シヒョクはもう少し健康になってくるとそれぞれ自分を磨き、パワーアップして帰ってくると約束。除隊したばかりのゴンヒは心の整理、ソンホは日本語を忘れないようにしたいと話し、スンヒョクはSNSでファンとコミュニケーションを図り、また今回は3人が参加できなかった曲があったのが残念だったようで、「そろそろ全曲やるときじゃないかなと。頑張って練習します」と次に向けての準備もしてくるようだ。
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