CNBLUEのヨンファ、SHINeeのジョンヒョンが注目される理由

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歌手が、自作曲で活動すれば作曲料が節減され、音源収入面でも実演者であると同時に著作権者になるため、より大きい収益をあげることができる。それ以上にアーティスト的なイメージを構築して行くことができるというのがポイントである。

これはアイドル歌手ではもっとも大きく作用する。作曲能力を持ったアイドルグループのメンバーは、より専門性を備えた才能を評価され、ミュージシャンとして認められる。

演技やバラエティなどの多彩な活動をするアイドルが多くなる一方、音楽に集中して力量を現わすメンバーの活動がより光を放つ。

こんな雰囲気の中、直接作った曲でアルバムを制作しソロでデビューてを果たすアイドルが増えている。SHINeeのジョンヒョンが全曲自作曲で埋めたソロアルバムを発表し、CNBLUEのヨンファも初のソロデビューアルバムを自身の曲で飾った。

最近、TEENTOPのニエルもソロアルバムに自作曲を収録しながらアーティスト的な面を見せようと努力した。

ここにひとつの共通点がある。彼らのソロアルバムに、多くの仲間がフィーチャリングで参加したという点である。

理由はなんだろうか。音楽にとても関心が深く、周囲のミュージシャンとの音楽的な交流が多いからだろう。お互い手助けし合うというのが、彼らが成長して行く上で重要なポイントになっている。

シンガーソングライターとして活躍するアイドルは、自分のコンテンツをきちんと積み重ねているので、歌手としてロングランできる可能性がもっと高い。アイドルとしての寿命が尽きてもプロデューサーとして後輩養成ができる力量を備えるるようになるというのである。

また彼らは自分が属したチームにも肯定的な影響を与える。チーム内に作曲能力のあるメンバーがいるとチーム独特のカラーを持つことができるという長所がある。自給自足できるアイドルが浮上する時代だ。ボーカルとパフォーマンスはもちろん作曲能力まで備えた本当の実力派が脚光を浴びている。

2015.02.26