「バラコラ」「アイドル陸上大会」特番、「BTS(防弾少年団)」の貴重な名シーン大放出! 歴史を築いたリレー3連続金メダルの雄姿も!

それに対し、「VIXX」ケンが「VとJUNG KOOKは上手いと思いますが、JIN選手はジン(韓国語で負けの意味)だから」とJINに名前いじりで宣戦布告。

にらみ返すJINだったが、優しさが出てしまってどこか迫力が足りない(笑)。結局、ケンの言葉通り、最後の対決となったJINとケンの親友対決ではケンが制し、「VIXX」が優勝を手にしたのだった。そして、ハイライトは男子400メートルリレー。2015年、初めて「アイドル陸上大会」に出場した「BTS」と「SEVENTEEN」が共に決勝に進出し、「B1A4」、「TEENTOP」と対決。

 

「BTS」はJIMIN、V、J-HOPE、JUNG KOOKという布陣だ。2位でバトンをもらったアンカーのJUNG KOOKが、コーナーで1位を走っていた「B1A4」を一気に抜き去ると、そのままゴールテープを切った。驚異の追い上げで見事な逆転劇。初出場で、初金メダルを獲得した「BTS」はリーダーのRMが、メダル授与式でその喜びをラップで表現し、鮮烈な印象を残した。

これが「BTS」の快進撃の始まりだった。次の2016年の大会でも、決勝に進出した「BTS」は「VIXX」、「BTOB」、「B.A.P」と対戦。出場選手は前回と同じで、JIMINから走る順番も同じ。

第一走者のJIMINが1位でバトンを渡すと、V、J-HOPEが安定した走りでJUNG KOOKにつなぎ、大差をつけたJUNG KOOKは余裕のある走りで、ジャンプをしながらテープを切るパフォーマンスまで見せ、2連続金メダル獲得に成功した。

さらに次の大会でも、決勝に進出した「BTS」は、ドラマ撮影で不参加だったVの代わりにSUGAが選抜メンバーに。前回と同じく、「VIXX」、「BTOB」、「B.A.P」と対戦となったが、今回も第一走者のJIMINが圧倒的なスピードでトップに立ち、先行逃げ切り。他の3チームが熾烈な2位争いを繰り広げる中、またもアンカーのJUNG KOOKが刀を抜くようなパフォーマンスでゴールテープを切り、3連続金メダル獲得を達成。

「BTS」にはJIMINがトップバッターでスタートダッシュし、JUNG KOOKがアンカーで逃げ切るという必勝パターンが出来上がっていた。

「アイドル陸上大会」でも前代未聞の歴史を築いた「BTS」。3度目の金メダル獲得のときは、JIMINが「ファンの皆さんが応援してくださったので、僕たちが勝てました」と喜びの感想を語り、その隣でメンバーがVのうちわを持ち、全員で勝利の喜びを分かち合っていた。

ファンとメンバーを大事にする「BTS」らしい光景であり、「アイドル陸上大会」一つをとっても、規格外のすごいグループだということがよく分かる特番だった。

2021.02.14