イ・ソジン&パク・ソジュンら「ユンステイ」出演者たちの任務は、あまりに過酷?”サービスを超えて、他の文化への違いに対する尊重”

去る1月8日にスタートし、毎週金曜日放送されているtvNのバラエティ番組「ユンステイ」は、魅力がいっぱいな番組である。外国の麗しい景色の中で、レストランを運営した「ユン食堂」の続編「ユンステイ」は、新型コロナウイルス感染症など、現実的な困難の中で方向を変えて、韓国内で外国人のゲストを迎える設定となった。

静かな自然の中の閑静な韓屋の風景は、韓国の視聴者にもヒーリングを与える。加えて韓屋を体験して韓国料理を体験する外国人ゲストの反応や、彼らの「感嘆」も「ユンステイ」の重要な見どころだ。これに加えて魅力的で美しい出演者たちが本業の演技ではない飲食、サービス業に挑戦して苦労している姿もほほえましいポイントだ。

加えて「ユンステイ」でさらに際立つポイントは、文化の出会いである。一番最初に目に見えるのは、外国人のゲストと韓屋、韓国料理の最初の出会いであり、その中には、それぞれ違ったゲストの文化的背景が溶け込んでいる。「ユンステイ」は、この点を非常に繊細にとらえている。

このような文化の出会いは、単に画面に登場するゲストのみ適用されるものではない。「ユンステイ」を見守る視聴者にも比較的、他文化への理解の幅を広げる場面が多数登場する。

「ユンステイ」は、既存の他のテレビ番組で取りあげられなかった部分まで視野を拡大している。ゲストのアレルギーの有無を把握することから「ユンステイ」が始まる。単純なサービスを越えて他人の嗜好と信念を把握することは、些細なことだが驚くべき点である。

複数のゲストの中には、ビーガン(菜食主義)のゲストもいた。従業員(出演者)は、ビーガンのゲストのためのメインメニューはもちろん、おかずまで気を使った。韓国でもビーガン人口が増えているが、バラエティ番組で本格的に登場したのは異例なことなのでより一層目を引く。それだけでなく、宗教的な信念でお酒を飲まないゲストや、毎日自身の宗教的儀式をするゲストと一緒に彼らの話に耳を傾ける「ユンステイ」の従業員たちの姿が盛りこまれている。

全員の違った趣向、嗜好、信念を配慮しなければならないという点では、一部では、サービス業が慣れていない出演者たちに与えられた任務は、あまりに過酷に見えるという意見も出た。しかし、「ユンステイ」が示すのは、「商売」ではない。韓屋と韓国料理をサービスすることを超えて、他の文化の尊重や「違い」に対する理解度を広げるという点で有意である。

2021.02.13