チャン・グンソクの母親、控訴取り下げ…罰金30億ウォン確定

域外脱税の容疑で有罪判決を受けたTree J Company代表のチョン氏が控訴を取り下げた。
法曹界によると、チョン氏は先月19日、1審判決を不服として控訴状を提出したという。しかし、1週間後の26日、突然控訴を取り下げたことが確認された。
チョン氏側の関係者は「これ以上息子に被害を与える状況を願わず控訴を断念したと聞いている」と伝えた。
チョン氏は俳優チャン・グンソクの母親だ。控訴を放棄したことで、チョン被告に対する判決は先月27日に確定した状態だ。
当時、1審裁判部は、特定経済犯罪加重処罰法上脱税容疑で在宅起訴されたチョン被告に懲役2年6か月、執行猶予4年、罰金30億ウォンを言い渡した。
チョン被告は、息子であるチャン・グンソクのマネジメントのために設立した芸能事務所「Tree J Company」を運営しながら、海外活動を通じて得た収入を香港などから引き出したり使用するという方法で、数十億ウォン台の所得申告漏れを行い、合計18億ウォンあまりの脱税容疑で裁判にかけられた。
しかし、裁判の過程で脱税の故意はなかったとして無罪を主張したが、裁判部はこれを受け入れなかった。ただし、横領容疑については無罪とした。
チャン・グンソクは18年7月、社会服務要員として代替服務を遂行した後、昨年5月に召集解除された。母親の容疑が明らかになった後、Tree J Companyから独立した。

2021.02.05