日本でも大人気のK-POPガールズグループT-ARAが、5都市を回るJAPAN TOUR
「T-ARA JAPAN TOUR 2013 ~TREASURE BOX~」を9月4日(水)の福岡を皮切りに神戸、札幌、名古屋、東京と全国5都市で全9公演を開催し、ツアーファイナルを9月26日(木)、27日(金)の2日間、日本武道館で迎えた。
昨年、グループ初の日本ツアーの最終を日本武道館で行い、2ndアルバム「TREASURE BOX」の発売を記念して開催された「プレミアム先行ライブ」に続く3度目となった武道館公演はT-ARAの魅力を余すことなく披露した。
ティアラのブルーのペンライトが輝く中、ステージのセリが上がり、ピンクを基調としたミニの個性あふれる衣装でT-ARAのウンジョン、キュリ、ジヨン、ソヨン、ヒョミン、ボラムの6人が登場すると、スタンディングのファンで熱気に溢れた武道館は一斉に大歓声が上がった。
7枚目のシングル曲でアップテンポなリズムが小気味よいElectronic Dance Musicの「TARGET」でスタートし、続いて「Apple is A 」、テンションは高いまま男性ファンの掛け声が響く3曲目「yayaya」を披露した後、全員揃って「みなさん~、こんにちは!T-ARAです!」と武道館のファンに向かって、にこやかに日本語であいさつ。
「みなさん~、会いたかった!」とウンジョンが話すと、同じように全員がそれぞれ「会いたかった!愛してるよ~」とあいさつをして、ファンとの武道館での再会を喜んだ。ソヨンが「みなさんツアー最後の武道館、楽しむ準備は出来ましたか~?今日はT-ARAについて来てくださいね~!」と声をかけ、4曲目の「DAY BY DAY」をキュートな姿で披露し、オープニングから武道館のボルテージも上昇し大興奮となった。
ここでメンバーがステージを去り、「TREASURE BOX」の曲紹介をゲーム風にスクリーンで紹介。
ファンの熱気は冷めないままステージが暗転するとソヨンが登場。「愛の詩」をソロでしっとりと歌い、歌唱力の高いソヨンにファンは魅了された。続いて、ボラムとキュリのユニット曲「シャボン玉のゆくえ」をシャボン玉が飛ぶ中、キュートな姿を披露。
ウンジョン、ヒョミン、ジヨンの3人ユニットは「Dangerous Love」を披露し、ダンサーともにワイルドでセクシーさがあふれるダンスにファンは釘付け。更に日本オリジナルユニット「QBS」のキュリ、ボラム、ソヨンは「風のように」を爽やかな歌声とキュートなダンスで魅了し、客席のファンから大歓声が送られた。
ステージスクリーンにメンバーひとりひとりからのビデオメッセージが流れ、ノーメイクでペットと一緒にベッドの上でくつろぐ可愛い姿やソロ曲を練習している様子を公開した後はライブも中盤へ。
黒とゴールドを基調としたセクシーな雰囲気でそれぞれ個性的な衣装の6人は「バニスタ」を歌い、ウサギの耳の振り付けでファンは釘付け、続いて「ウェイロニ」で掛け声もテンポ良く続き、会場のファンも一緒にジャンプをして最高に盛り上がった。
さらにファンの掛け声と一体となった、「SEXY LOVE」は熱気と声援が鳴り止まず、武道館のボルテージは最高潮に達した。
ヒョミンの11月16日公開の日本映画初出演作「ジンクス」の予告編も公開され、映画の話題に触れると、ヒョミンは「日本語の勉強は難しかったけど、撮影はとても楽しかったです」と話し、「みなさん、観にきてくださいね」とアピールすると、ファンも声援を送った。続いてステージは日本初披露の「大丈夫」でしっとりと落ち着いた雰囲気になり、会場の掛け声も一時中断してペンライトを振りながら応援するファンたち。
続いて「初めてのように」「Cry Cry」をテンポよく披露してさらに盛り上がったステージを展開した。
ライブツアー練習風景の映像が流れた後はライブも後半へと向かい、キュリが「Do We Do We」、ソヨンの「Sign」、ボラムが「Maybe Maybe」と続けてソロ曲を披露し、それぞれの魅力あふれるステージを披露してファンを魅了した。
再度6人が登場すると、デビューしてから2年間いつも応援してくれているファンへT-ARAからお礼の手紙を公開。代表してウンジョンが日本語で読み上げた。
「大好きなファンのみなさんへ。私たちの最初の自己紹介を覚えていますか?最初のショーケース、川崎でのデビューイベント、去年の武道館ツアー、そして2回目のツアーまですべてが私たちの記憶に残っています。各ツアーでのイベントの時に遠くまで私たちに会いに来てくれたファンのみなさんの愛や、去年の武道館でのサプライズ等、この手紙では書ききれないほどまだまだたくさんあります。これからもみなさんの愛をしっかりと覚えて、大変な時やうれしい時の力にしたいと思います。これからもいつものT-ARAでファンのみなさんに会いたいと思っています。まだまだ足りないところもたくさんありますが、もっともっと成長したT-ARAになるために全力で頑張っていきます。何があってもファンの皆さんは私たちの家族です。嬉しいときはもちろん悲しい時もいつも隣で応援してください。私たちT-ARAをいつも見守ってください。今まで本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。ファンのみなさんが大好きなT-ARAより。」
一生懸命に読み上げるウンジョンに会場からは感動の声が上がり、T-ARA全員にありがとうと気持ちを込めて声援が飛び、拍手が沸き上がった。
ライブもいよいよラストに向けて、「Beautiful Sniper」「LOVE ME! 〜あなたのせいで狂いそう」「T.T.L 〜Time to Love〜」と3曲続けて歌とダンスのパフォーマンスを展開。ラスト曲は「Lovey-Dovey」を披露し、銀テープが武道館いっぱいに舞う中、最高のボルテージで客席と一体となったライブは終了した。
すぐさま「ティアラ!ティアラ!」のアンコールの掛け声が鳴り響く武道館。すると映像が流れ、アンコールはゲーム形式で会場のファンの拍手に応じてボルテージが上がっていき、レベルがMAXになるとT-ARAが登場するという仕掛けに、会場のファンは溢れんばかりの拍手でT-ARAの登場を迎えた。
アンコールの掛け声と最高の拍手で迎えられた6人はTシャツに着替え、おなじみの猫ダンスのグローブを付けて「Bo Peep Bo Peep」を披露。ファンも一緒に猫ダンスを踊り、続く「Roly-Poly」はミラーボールの光でさらに会場のテンションもアップ。
アンコール最後の曲「Bye Bye」ではステージを左右に移動しながら、ステージ近くのファンとハイタッチをしたり、会場のファンへ感謝の気持ちを込めて何度も何度も手を振って別れを惜しんだ。
最後はダンサーも含め全員で手をつなぎ、ファンへ熱い思いを込めて「愛しています!ありがとうございました」とあいさつをし、“TREASURE BOX”の宝物T-ARAを余すことなく披露した武道館ライブは感動の中、大成功で幕を閉じた。
ファンを魅了するT-ARAは今後もさらに輝き続けることだろう!
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
■T-ARA 公式ウェブサイトhttp://www.t-ara-official.com/