映画「ミナリ」、 どのようにして米国演技アンサンブル賞2冠王を席巻できたのか

 

特に、韓国語に慣れないスティーブン・ヨンが負担を覚えるたびにユン・ヨジョンとハン・イェリは彼に演技を見せ自然に台詞を表現できるよう助けた。チョン・イサク監督もやはり、韓国語に慣れていないので文語体にされた部分は俳優が直接アイディアと意見を出して修正していき映画を共に完成させた。これらの過程を通じて俳優は、自身のキャラクターに完璧に没入でき、チームミナリは実際の家族のような自然さと厚い絆を形成できた。

現在豪華な受賞歴を更新中の俳優らは、口を揃えて「アンサンブル賞は我々が貰うのが適当だと思う」、「皆が心を一つにしてつくった映画でアンサンブルのように素晴らしかった」と話し、演技の呼吸に対し自信を表し“チームミナリ”のケミストリーに期待を高めた。

「ミナリ」の演出と脚本に参加したチョン・イサク監督は「MUNYURANGABO」で第60回カンヌ映画祭GOLD Camera賞、注目すべき視線部門の候補に挙がり映画界に大きな反響を呼び起こした。またこの映画は「ムーンライト」「それでも夜は明ける
」などのアカデミー作品受賞作を誕生させブラッドピットの制作社であるPlan B Entertainment Inc.が制作を担当し、「ムーンライト」「ルーム」「レディ・バード」「ロブスター」「フロリダプロジェクト」などで数回のオスカーレースを成功に導いたA24が北米配給を担った。3月全国の劇場で公開される予定だ。

WOW!Korea提供

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2021.02.02