続いて、「僕は誰でしょうか?」と茶目っ気たっぷりにペク・ジョンウォンを試したJIMIN。マスクと帽子を身につけ、目しか出ていなかったが、ペク・ジョンウォンは「JIMINだろ、目だけでも分かるよ~」とすぐに気づき、さらにはおどけた表情をしたり、ピースをしたり、自分の存在をアピールするVには「元気だったか? チャジャン麺(韓国風ジャージャー麺)もう食べるなよ」と声をかけた。さらに、ここにはいなかったSUGAのことも気にかけるなど、メンバーたちと親しそうにあいさつを交わした。
そして、ペク・ジョンウォンが「防弾(少年団)がハムをおいしそうに食べる姿を見せてくれたら、宣伝するのにすごい助けになると思って」と本題に入ると、「先生が作ってくれる料理を食べられますか?」とJIMIN。「引き受けてくれたら、作ってあげるよ」と答えるペク・ジョンウォンに、メンバーたちも「僕たち、呆れるぐらいよく食べますよ」と念押ししたが、「『Run BTS!』をよく見ているから、知ってるよ」とさりげなくファン心を出すと、「じゃあ、一度出てください」とRM。これに、「必要だったら出る。取引じゃなくて、ファンとして行くよ」と応じたペク・ジョンウォンは、「その代わり、ハムをたくさんPRしてよ」と交渉成立。こうして、お互いの番組に出演することが決まったのだ。
ここまでが電話でのやり取りで、放送残り9分となったところで、V LIVEなどで配信されている「Run BTS!」にペク・ジョンウォンが出演した模様が公開された。地上波放送で、ウェブバラエティがある程度の時間をとって放送されるのも画期的なことだ。フルバージョンは「Run BTS!」125話で見られるが、テレビなので一部演出が加わっていたのが「究極の二択」の「ミントチョコは好きor嫌い?」の場面だった。ペク・ジョンウォンだけでなく、メンバーたちの好みも公開され、ミントチョコが好きなのはJ-HOPEとJUNG KOOK、中立がSUGA、嫌いがRM、JIN、JIMIN、Vということが分かった。
そして、2チームに分かれて料理対決をしながら、「K-ハム」をPRした「BTS」。番組の趣旨に賛同し、ペク・ジョンウォンとの有意義なコラボを果たしたが、韓国豚の消費促進に大きく貢献したのは間違いないだろう。