●あらすじ●
「サンガプ屋台」6話では、子どもを切に望む夫婦の事情が描かれ、胎夢の秘密が公開された。
ガンベ(ユク・ソンジェ(BTOB))は、ダンス講師のスギョン(イ・ソアン)にダンスを教えてもらいながら体に触れた際、「どんなに努力しても子どもができない」と悩みを抱えていることが分かった。「努力は裏切らない」という信条で仕事も辞めて、2年間、不妊治療を受けたが授からなかった。誰の過ちでもないのだが、負け犬や罪人になった気分だった。神経が敏感になり、夫のインホ(テ・インホ)とケンカする日も多くなって、ついに妊娠をあきらめたが、母親になりたいという気持ちは変わらなかった。
それを聞いたウォルジュ(ファン・ジョンウム)は、サムシン(オ・ヨンシル)のところへ行った。UFOキャッチャーで胎夢玉を取り、夢の世界“その世”で胎夢を配達することがサムシンの役目だった。「少子化の時代に胎夢も余っているというのに、あれ一つあげるだけでいいものかな」とウォルジュの頼みを聞き入れられなかった。スギョン夫婦にはまだ神からの申し子がなく、「親子間の縁も全て時があるものだ」という。
しかしウォルジュは簡単にあきらめられなかった。胎夢玉を盗んでスギョンの“その世”に入って渡そうという作戦を練った。スギョンを助けようというウォルジュを理解できないクィ班長(チェ・ウォニョン)には、愛していた男性と子どもを作って平凡に暮らすのが夢だったと明かし、「愛する人に似た子を産んで育てたいという気持ち、どれほど切実か、どれほど大事なのか、よくわかるから」と説得した。
作戦の始まりは、屋台に来たスギョンにサンガプ酒を入れたワインを渡すことだった。「今はつらいけど、結局最後には全て収まる。その時まで耐えたら弱い自分も強くなっているはず」と慰めながらサービスした。スギョンがサンガプ酒を飲んで眠るのを待っている間、ウォルジュとクィ班長、ガンベはサムシンの家から胎夢玉を盗むのに成功した。そうして桃の胎夢を渡そうとした瞬間、サムシンがこれを邪魔しようとした。激しく戦っていると、スギョンのスカートの中に桃が入り…スギョンに子どもができた。
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