≪韓国ドラマREVIEW≫「サイコだけど大丈夫」16話あらすじと撮影秘話…最終回の撮影秘話、オ・ジョンセの演技に涙を流すキム・スヒョン(動画あり)


※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

今日はドラマ「サイコだけど大丈夫」の撮影裏話。まずは、サンテとガンテ、ムニョンが3人で兄弟の母親のお墓を訪れるシーンから。
サンテは自分が制作した絵本を母親のために読む。母親を思い出し涙しながらサンテを演じるオ・ジョンセに、本来泣くはずではなかったキム・スヒョンだが泣き出してしまう。
カットがかかると、「兄さんのせいだよ~」と言いながら涙をぬぐう。そこへムニョンも隣にやってきて、笑顔で3人のショットが撮影された。

次は、ガンテとサンテ、ムニョンがキャンプに行くシーンの撮影秘話だ。
スタッフたちが野外で肉を焼いている。「これが肉ですよ! 黒いけど」と言い肉を頬張るキム・スヒョンだが、「苦い…」とつぶやき笑う。
その後も肉やご飯をたべ、「ご飯がおいしいです」とメイキングカメラに話す。ガンテのためにムニョンが愛をこめて肉を包んで食べさせている。
楽しそうに撮影は続いた。

そして引き続き3人のシーン。
サンテは「僕は必要な人なんだ」と言い、旅行を終わらせようとする。「ガンテはガンテのもの。ありがとう。ガンテ」とガンテに感謝を伝える感動のシーンだ。
ガンテも「兄さんが僕の兄さんで嬉しいよ。ありがとう」と涙を流す。
幼いころのサンテ役も登場し、キム・スヒョンと抱き合うシーンを撮影。しかしここでもキム・スヒョンは予定外の涙を流し、「また泣いてるな」と監督に突っ込まれている。

これまでの演技を振り返り、最後は序盤で撮影されたキム・スヒョンが全力疾走するシーンでメイキングは締めとなる。

キム・スヒョン:撮影時間が長引くと、残りのシーンにしわ寄せがくるので…早く終わらせなきゃいけないんです。編集チーム、ファイティン!

ついに「サイコだけど大丈夫」のメイキングがすべて終了となった。キム・スヒョンの意外な素顔が見られて、新鮮に感じる人も多かったと思う。
最後の一言でもわかるように、キム・スヒョンはやはり主役を何度もこなしているだけあって、ドラマ全体の時間やバランスまで考えて撮影に臨んでいるようだ。今後のキャスト陣の活躍にも期待したい。

 

●韓国ネットユーザーの反応●

「キム・スヒョンとソ・イェジのカップルはお似合いだった! 」
「キム・スヒョンを泣かせるオ・ジョンセの演技力に感動」
「演技の天才を見た」
「キム・スヒョンのメイキング映像は見ごたえがあった! 」
「放送された2か月、幸せでした! 」

●あらすじ●

「サイコだけど大丈夫」最終話ではキャンピングカーに乗って出掛けるムニョン(ソ・イェジ)、ガンテ(キム・スヒョン)、サンテ(オ・ジョンセ)の姿が描かれた。

この日、ガンテは自身を追い出すムニョンに積極的にアプローチし、ムニョンを愛してると言う。
ガンテは「母さんが気にしているようで。母さんがあんなに望んだ兄さんの友達で、僕が愛する人だと。もう心配しないでと伝えた」と話した。

これにムニョンは「私を嫌がられるだろうに」と気後れすると、ガンテは「実は君は好意的な雰囲気ではない。いたずらに他人に好感を買って。僕にも良くして」と答えた。すると、ムニョンは「私、眠い。寝たい」と叫んで、2人は共に一夜を過ごした。

翌朝、ガンテはムニョンに「僕はもうニートだ。他のこともしてみようと。まずは修能から勉強して」と話した。すると、ムニョンは「サイバー大学に行くんじゃなければ、行くことを考えないで。ただ私にぴったりとくっついていて。寄生虫のように」と興奮した。

ガンテは「君は童話を書かなければ何をするつもり」と聞き、ムニョンはサンテが笑っているガンテの顔を描いた絵を見せてあげた。自分の笑う姿を見て、ガンテは明るく笑い、ムニョンは「これを見て気が変わった。今回まで書こうと」と伝えた。

以降、サンテが帰って来て、一緒に朝ご飯を食べた。サンテは「2人が仲直りした。喧嘩するよりキスする方がマシだ」と話した。すると、ムニョンが「仲直りもしてキスもした」と答えた。これに困惑したガンテは話を逸らしてサンテに「兄さん、ムニョンが本を出すって」と話した。

この言葉にサンテは幸せそうにした。しかし、ムニョンのキャンピングカーはキャンセルという言葉にサンテが契約と違うと言い、憤慨した。これにムニョンはキャンピングカーの代わりにお金をあげると述べ、サンテはコ・ムニョンの提案に同意した。

ムニョンはサンインにド・ヒジェの「西の魔女」と自分の作品を一つ選ぶと話した。これにサンインは「あなたに傷を与えた作品を世間の外に出すことはできない。私はあなたの文が一番好き」と言い、ムニョンの作品を選び、「西の魔女」をテーブルの後ろに乗せて出た。

サンインはスンジェに原稿を準備するようメールを送ったが、誤ってムニョンに送り、メッセージを確認したムニョンは「サンイン、この商売人」と声を高めた。

サンインと会った後、ムニョンは拘置所にいるヘンジャ(チャン・ヨンナム)を訪ね、ヘンジャはムニョンに「いつまであいつらがあなたの側にいるんだと思う。お嬢ちゃん。私はあなたが私のように生きる道を願った。何故あんな奴らと合うのか」と心を動かそうとした。

これにムニョンは「本当に良かった。お母さんのようになるところだったのに。私はお母さんが本当に可哀想。自分が可哀想なことも知らない事がもっと可哀想。お母さんは温もりが何なのか知らない。知ろうともしない。だから私はお母さんと違う。私はもう知ったから。それがどれほどあたたかくて良いものなのか。私は一生懸命、お母さんを頭の中から消す」と話した。

これにヘンジャは「あなたは絶対に私を消せない。絶対」と大声を張り上げた。このようなヘンジャの言葉にムニョンは「私たちに蝶は治癒だ。魂の治癒。知っておいて」と言い、拘置所を出た。

ヘンジャに会って病院を訪れたムニョンは、蝶を消すサンテを発見し、サンテは「消したのではなく、元通りに上塗りをするんだ。蝶は精神。治癒だ」と答えた。このようなサンテの姿にムニョンは「じゃ良いね。より良いもので上塗りすれば良いね」と喜んでいた。

以降、ムニョンとサンテは挿絵作業を一緒にし、ガンテが入ってくると、「外部の出入り絶対禁止」と追い出した。これにガンテは「僕がどうして部外者なんだ」と寂しがり、追い出された後に帰ってきたガンテは2人が作業した本を見て満足気な顔をした。

2人が一緒に作った童話「本当に本当に顔を捜して」の初版が出て、サンテは自分の名前と写真を見て幸せにして、すぐに母親の木を訪れ自慢した。

本を読んで涙を流したサンテは「僕は幸せなのに。涙が出る」と述べ、ガンテもサンテの姿を見て涙を流した。

サンインは病院で出版会を開き、病院の医療陣だけでなく、これまで病院を訪れた患者たちがみんな集まった。その時刻、サンテとムニョンはお互い本を読みたいと争い、ガンテは「闘い続けるつもりなら、2人とも読まないで。僕が読む」と立ち上がった。

結局、出版会では一緒に本を朗読した。しかし、まもなく朗読をする2人は自分の番だと言って争い、出版会を修羅場に変え、サンインは出版会が台無しになると憤慨した。

出版会を終えてムニョンとサンテはお互いに申し訳ないと言い、ガンテにも謝罪した。その時。ジワンが3人にキャンピングカーをプレゼントし、ムン・ガンテに「街で得ることが多い。一度発ってみて」と微笑えんだ。

これにガンテはムニョンとサンテに旅行に行こうと提案したが、2人は「なぜ出るのか分からない」と、協力しなかった。2人に残念に思ったムン・ガンテはチョ・ジェスとイ・サンインと酒を飲みながら、「僕がセレンゲティに行こうと? パスポートもなくて行けない。ただ山へ海へ心の向くまま行こうというのに…それが難しい」と話し、嘆いた。

酒を飲んで家に帰ってきたガンテは荷物をまとめて待つサンテとムニョンに「どこ行くの? 」と聞き、ムニョンは「長期旅行に行こうと。サプライズしようと昨日あんなに話したら…拗ねて出ていく」と答えた。

これにサンテはカップルTシャツを渡し、ガンテは涙を流しながら2人をぎゅっと抱き締めた。3人はキャンピングカーに乗って旅に出て、幸せな日常を送った。

ムニョンはガンテに「ごめんね。あなたの体に2度も傷つけたこと。もう本当に怪我をしないで欲しい。ありがとう。旅行連れてきてくれたこと。愛してる。これは本当だから」と本音をかわした。

サンテはガンテに「僕もキャンプが好き。でも僕は仕事がしたい。童話の本を描くことがより面白い。君はずっと遊んで。僕は働く。僕は他の童話作家が必要」と話した。

これにガンテは「僕がいなくても大丈夫そうだ。僕が必要じゃない? 」と聞き、サンテは「ガンテはガンテのもの。あなたはあなたのもの。僕は僕のもの」と答えた。こんなムン・サンテの言葉にムン・ガンテは「兄さんは僕のものじゃない」と涙を流した。

WOW!Korea提供

 

2020.12.31