ポン・ジュノ監督(51)がファソン(華城)市で起こった連続殺人事件の真犯人が特定された際の感情を明かした。
ポン・ジュノ監督は華城連続殺人事件をモチーフに、2003年に公開した映画「殺人の追憶」を演出している。
ポン・ジュノ監督は27日(現地時間)、スペイン媒体エル・ムンドとのインタビューで「殺人の追憶」を言及し、真犯人特定の際の心情について「新聞で彼の顔を見たとき、あまりにも不思議だった」と明かした。
この日、ポン・ジュノ監督は新型コロナウイルス感染により萎縮した映画産業について、楽観的な考えを示した。彼は「すべてが以前のようではないとの主張は誇張」とし、「映画館は復活するだろう」と述べた。
また彼は自身の性格を問う質問に「優柔不断だ」とし、「何をどうすべきか選択することが容易ではない。わたしが持つこうした永久的な難題が映画内にも投影されていると思う」と回答した。
一方、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」はことし初め、「第72回カンヌ国際映画祭」で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4冠に輝いた。韓国映画初となる記録だ。
WOW!Korea提供