特に、第3次「トリプルクルーバトル」で、Owenの降板により、女性ラッパーMiraniと2人だけでステージを披露することになった「VVS」は大反響を呼び、音源チャートでは「BTS」の「Dynamite」を抑えて1カ月間1位になるほど大人気を博し、インパクトを残した。
また、今シーズンはフィーチャリングゲストが豪華だったのも目を引いた。コロナ禍により、無観客で行う寂しさはあったものの、普段なら自身のライブなどで忙しいアーティストを呼ぶことができたということだ。釜山出身のラッパーSimon Dominicにいたってはセミファイナルで因縁のSwings、ファイナルでMUSHVENOMのフィーチャリングとして2回も登場したのだ。
他にパク・ジェボム、Loco、The Quiett、pH-1、女性ラッパーでは今年の顔のJessi、「GOOD GIRL:誰が放送局を襲撃したか」(Mnet)で活躍したイ・ヨンジ、JAMIE、Queen WASABII、さらにはイ・ハイまで登場し、華を添えた。
放送前は、これまで9年も続いている番組なので、マンネリを感じている視聴者も多かったが、回を重ねるごとに「歴代最高シーズン」との声も出るほど好評を博した「SHOW ME THE MONEY 9」。その勢いに乗り、次はNo.1高校生ラッパーを決める「高等ラッパー4」の放送が予告された。
メンターの顔触れを見ると、その中にはSimon Dominic、パク・ジェボム、Loco、The Quiett、pH-1が。なるほど、フィーチャリングゲストはそういうつながりだったのか、とミョーに納得(笑)。
つい先日も、「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」で、「Kingdom」の放送を予告したばかりだが、これで来年の放送ラインナップに「高等ラッパー4」も加わった。どちらにしても、サプライズ発表をするには絶好の場だった。
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