【全文】故キム・ギドク監督の映画制作会社側「故人への憶測は慎んでほしい…遺族は深い苦痛」


故キム・ギドク監督(享年59)の映画制作会社キム・ギドクフィルム側が、新型コロナウイルスでこの世を旅立った故キム・ギドク監督について「故人への無分別な憶測と非難を慎んでほしい」と伝えた。

キム・ギドクフィルムは15日、報道資料を通じて「故人はラトビアで新型コロナウイルスに感染し、約2週間最善の治療を受けましたが、治療中に発見された心臓の合併症により12月11日に他界しました。家族は故人と継続的に連絡を取り合い、治療状況を伝えられていましたし、悲報に接した遺族は大きな苦痛と悲しみに陥っています」と立場を伝えた。

故キム・ギドク監督は去る11日(現地時間)ラトビアで、新型コロナウイルスの治療中に合併症で死亡した。

以下、キム・ギドクフィルムの公式立場全文。

キム・ギドクフィルムです。

故キム・ギドク監督に関して、確認されていない憶測がまるで事実のように報道されていることに深い遺憾を表し、正確な事実をお知らせします。

故人はラトビアで新型コロナウイルスに感染し、約2週間最善の治療を受けましたが、治療中に発見された心臓の合併症により12月11日に他界しました。家族は故人と継続的に連絡を取り合い、治療状況を伝えられていましたし、悲報に接した遺族は大きな苦痛と悲しみに陥っています

新型コロナウイルスの拡大により、葬儀に関して様々な困難があり、その権限のうちの一部を駐韓ラトビア大使館に委任しましたが、すべてを委任した事実はありません。葬儀は大使館の支援を受けて、遺族が執り行う予定です。

故人は2017年、刑事事件に巻き込まれたことがあります。当時、女優Aは2013年の映画撮影に関連して故人を暴行、強要及び強制わいせつ致傷の容疑などで告訴しました。しかし、検察は演技指導のためにAの頬を殴った行為についてのみ暴行の疑いがあると判断し、罰金刑で略式起訴しましたが、
世間の関心であった強要及び強制わいせつ致傷などについては嫌疑なしとの処分を下し、事件は終結しました。

何よりも事実と異なる憶測に基づく一部マスコミの報道と、故人の名誉を傷付ける悪質な書き込みが、衝撃的な悲報で果てしない悲しみに陥った遺族をさらに深く暗い苦痛に追い込んでいます。故人と遺族のために無分別な憶測と非難を慎んでいただきますようお願いいたします。

最後まで映画のためだけに人生を生きた故キム・ギドク監督に冥福を祈ってくださったすべての方々に心から感謝いたします。
12月15日 キム・ギドクフィルム。

WOW!Korea提供

 

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  • 2020.12.15