未成年者を野球バットで暴行した疑いで警察に現行犯で逮捕されたヒップホップ歌手アイアンの拘束令状が棄却された。
ソウル西部司法クォン・ギョンサン礼状専担判事は11日、特殊障害の疑いを受けているアイアンの拘束被疑者審問を開き、「居住地も一定で証拠隠滅や逃走の心配がない」として令状を棄却した。
警察によると、アイアンは9日の午後7時頃、ソウル ヨンサン(龍山)区の自宅で、音楽を習いにきた未成年者A君を四つん這いにさせ、数十回にわたって殴った疑いで逮捕された。
A君はアイアンから音楽を習っている同居人で、アイアンはA君が嘘をついたという理由で暴行したとされており、警察は被害者家族の通報で出動し、現行犯で逮捕した。
警察はアイアンを特殊障害の疑いで拘束令状を申請し、検察も拘束令状を請求していた。
アイアンはこの日、黒い帽子を目深にかぶり、白いロングダウンで身をつつみ、裁判所に入っていった。取材陣からの「暴行を認めるのか」、「被害者をなぜ殴ったのか」等という質問には沈黙を貫いた。
WOW!Korea提供