12月6日(日)、アジア最大級の音楽授賞式「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」が盛大に開催された。今年は韓国から、初のオンラインでの非対面開催となり、アーティストたちは受賞でステージに上がったときはマスク姿で受賞スピーチをするという、これまでにない光景だったが、パフォーマンスステージは今年も驚きの華やかな見せ場がたっぷりだった。そして、前日5日、「Melon Music Awards 2020」で6冠を獲得した「BTS(防弾少年団)」が、「2020 MAMA」では何冠を達成するのかも注目の的だったが、4つの大賞「今年の歌手」、「今年の歌」、「今年のアルバム」、「Worldwide Icon of the Year」を総なめにし、さらに「Worldwide Fans’ Choice」、「男性グループ賞」、「男性グループベストダンスパフォーマンス」、「ベストミュージックビデオ」そしてSUGAがIUとコラボレションした「eight」で「ベストコラボレーション」の受賞まで合わせると9冠に輝いた。
今回の「2020 MAMA」も3部構成。宙づりまで見せたTEMINのステージで幕を開けた1部は、初々しい注目の新人たちの登場が相次いだ。「男性新人賞」を受賞したTREASUREは「きょう、『TREASURE』が2つの目標を一度に達成した日です。『MAMA』に出たということと、ここで新人賞をもらったということが信じられません」と興奮ぎみに喜びを表現するチェ・ヒョンソク、「このように光栄で特別な日、嬉しいときや悲しいとき、いつも一緒にいてくれるTREASURE MAKER(TREASUREのファンの呼称)に感謝しています」とファンに感謝したジフン。2人のリーダーに加え、日本人メンバーのマシホが日本語でもあいさつするとし、「こういったMAMAというステージで僕たちのパフォーマンスをお見せできたことを光栄に思っています。これからもっと頑張って、成長していくので見守ってください。そして、もうすぐ僕たちが日本にも舞い降りるので期待してくださいね」と日本での活動も予告した。
「Best of Next」を受賞した「CRAVITY」はウォンジンが日本語で「こんな席に立つことだけでも感謝していますが、こんなプレゼントもくださりありがとうございます。僕たちもっと立派なアーティストになるようにもっともっと頑張ります。いまの状況、本当に気をつけてください。いつも愛してます」と緊張しながらも一生懸命スピーチ。
また、「今年のアルバム」を受賞した「BTS」は、現在療養中のSUGAとも電話でつなぎ、共に喜びを味わう姿が微笑ましかった。
パフォーマンスステージでは、11月30日(月)にデビューしたばかりのENHYPENが、元フィギュアスケート選手でもあるソンフンによるローラ―スケートの華麗なパフォーマンスを皮切りに、デビュー曲「Given-Taken」を披露した。
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