パク・ボゴムとコン・ユというトップ俳優同士が共演する映画『徐福』は、人類初のクローン人間を題材にした作品だ。韓国で今年の12月に公開されることになっており、いよいよ話題作の全貌が明らかになる。
イ・ヨンジュ監督とは?
映画『徐福』は、どんな内容になるのだろうか。
主人公は二人だ。人類最初のクローン人間となる徐福(パク・ボゴム)と、彼を目的地に連れていく元情報局エージェントのミン・ギホン(コン・ユ)である。
このミン・ギホンは、クローン人間を安全に移動させるという任務を受けて、実験室で出会った徐福(ソボク)と一緒に特別な移動を開始する。その渦中に、様々な敵対勢力に襲われる。果たして、ミン・ギホンは任務を全うできるのか。そして、徐福の運命はどうなるのか……。
この映画を演出しているイ・ヨンジュ監督は、『建築学概論』によって、恋愛映画で初めて観客400万人を突破して初恋ブームの社会現象を巻き起こした。もともとは、延世(ヨンセ)大学の建築学科で学び、建築士として10年間勤めた後に映画の世界に入った。優秀な監督の作品を手伝いながら映画を学び、商業映画で監督デビューをはたし、2012年に『建築学概論』を演出して大ヒットを飛ばした。理科系出身の演出家らしく緻密な構成で物語を作っていくイ・ヨンジュ監督は、2人の人気俳優をダブル主演にさせて映画『徐福』を完成させたのだ。
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