1 年にたった 1 日。君を想う、すべての人が再会する日
それは、“永遠に忘れない”決意と確かな愛の記憶 “君がいない、君の誕生日” 息子の誕生日を祝う特別映像が到着!
【動画】11.27(金)公開『君の誕生日』特別映像
2000 年の『ペパーミント・キャンディー』で新人俳優賞を総なめにし、2002 年の『オアシス』、そして 2003 年の『公共の敵』でも数多くの主演男優賞を受賞、近年もアルツハイマーの連続殺人鬼を演じた『殺人者の記憶法』や、『1987、ある闘いの真実』での民主運動家役が記憶に新しいソル・ギョング。そして、2007 年の『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭の主演女優賞を獲得し、2010 年の『ハウスメイド』がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、“カンヌの女王”と称されるチョン・ドヨン。韓国映画界を代表するトップ俳優二人が2001 年の『私にも妻がいたらいいのに』以来、18 年ぶりの共演を果たしたことで大きな話題を呼んだ本作。大事な子供を亡くした喪失感と、切ない愛を抱きながら生きる遺族の姿を名優にふさわしい渾身の演技と真心で熱演しております。
更には『シークレット・サンシャイン』『オアシス』『バーニング 劇場版』などで世界の映画界を魅了する巨匠イ・チャンドン監督のもとで経験を積んだ新鋭イ・ジョンオン監督が本作で長編デビューを飾ります。監督自身がボランティア活動を通じ、長い期間遺族と接する中で生まれた本作は、韓国全土が悲しみに包まれた 2014 年 4 月 16 日、修学旅行中の高校生ら300 人以上が犠牲となったセウォル号沈没事故を初めて正面から取り上げた作品となります。亡くなった息子の、近づいてくる誕生日を軸に、共に記憶し、悲しみを分かち合うことがどれだけ生きていく上での励みになるか、忘れられない傷を持つすべての人々に寄り添う、温かな感動作として仕上がりました。
今回到着した特別映像には、失った息子の誕生日を皆で祝う姿と、キャストやスタッフが本作を振り返る様子が収められております。ボランティア活動を通じて遺族に寄り添ってきたイ・ジョンオン監督自身が目にした多くの遺族や子どもたちの様子が本作に反映されていると語っているとおり、息子を失った事実と向き合えずに苦しむ両親を演じたチョン・ドヨンとソル・ギョン
グ、遺族の想いを伝えたかったと語るトップ俳優2人の渾身の演技は観るものの心を激しく揺さぶります。さらには息子スホの
誕生日に参加する友人や身近な人たち、皆で誕生日を祝うことで悲しみを受け止めながらも前を向いて生きてゆく遺族の想いやメッセージが伝わるはずです。
(2ページに続く)