◇BBC 「BTS、中国で暴風迎える」
イギリスBBCは、今回の事態を悪影響と呼んだ。
この日BBCは、「BTSの発言が中国のネットユーザーを激怒させ、彼らが出演した広告は中国のウェブサイトから消えた」と伝えた。
ただし、一部の中国人は「BTSが中国を直接的に言及していない」として、彼らを擁護していると書いた。
BTSはこれに先駆けて7日(現地時間)、アメリカの米韓友好団体である「コリアソサイアティー」が授与する「ヴァン・フリート賞」を受賞した。
BTSは受賞のコメントで「今年のイベントは朝鮮戦争70周年を迎えて特別意味がある」として、「私たちは、両国が共に経験した苦難の歴史と多くの犠牲を永遠に記憶する」と述べた。
この発言に対して中国メディアは、BTSの「両国」は「韓国とアメリカ」を意味すると報道し、中国のインターネットユーザーは、「朝鮮戦争当時の中国軍人の犠牲を無視するものであり、国の尊厳を貶める発言」としてBTSを激しく非難した。
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