2ラウンドのミッション曲は、Rainのアルバムの中で最高セールスを記録したバラード「君を引きとめる歌(Love Song)」。上半身をウェーブさせるセクシーなダンスが印象的な曲だ。このラウンドでは明らかにRainではないと指摘され、最も票を集めた歌マネ名人がいたが、ブースから出てきたのがなんと「MONSTA X」のショヌだったのだ! このサプライズも衝撃的だった。
以前より、Rainの影響で歌手になったことは有名な話で、ファンの間ではピヌ(ピ+ショヌ)と呼ばれているショヌはRain編があると聞いて、自ら志願して参加することになったとか。残念ながら2ラウンドで脱落となったが、Rainと共にステージで、しかもセンターでパフォーマンスを見せ、ダンスだけは本物だった。
ショヌのおかげもあり(⁉)3ラウンドに進出したRain。ミッション曲「太陽を避ける方法」を歌い終え、スタジオがざわつくと、当時はハスキーな感じで裏声を使っていたけれど、最近は鼻声と頭声を使い、歌い方を変えたと必死に弁明する姿も。なんとか最終4ラウンドに進出したRainはミッション曲に、歌うのが難しい「Love Story」を持ってきたが、本人だと見抜いてもらえず2位となり、最終的に歌マネ名人が優勝となった。
改めて今回のRain編では、Rainに憧れを持つ男性が多く、幅広い年齢層に影響力があることはもちろん、ヒット曲・名曲が多いことを実感。さらにトークでは、Rainがそれぞれの曲への思い入れや誕生秘話、J.Y.Park(パク・ジニョン)との出会いなど、知られざるエピソードもたっぷり。
何より、最後にRainのアンコールステージまで用意され、スタジオは一瞬にしてライブ会場と化し、「太陽を避ける方法」、「君を引きとめる歌」を披露したRainは、アンコールステージのアンコールとして、誰もが待ちかねていた「GANG」をステージ初披露! 熱狂の渦に包まれ、「チョン・ジフン」コールが響き渡りながら終了となる、Rainの魅力がたっぷり詰まった2時間だった。
テレビの話題性を分析する機関「gooddata」によると、9月第1週の「非ドラマTV話題性トップ10」で、「HIDDEN SINGER 6」Rain編が今シーズン初となる1位を獲得。さらに「非ドラマ出演者話題性トップ10」でもRainが1位に輝いた。さすがRain。スケール感が違うところをまたも証明した。