「イベントレポ」BTS(防弾少年団)、“私達にとってアーミーという存在は、良いことがあれば一番に知らせたいし、悲しいことがあれば隠したいし、良い姿だけ見せたい方”

すでに海外メディアもBTSの「グラミー賞」ノミネートを予測している。それ程BTSは、世界中の認定を受けるグローバル歌手としての位置にいる。このように韓国を越えてついにアメリカの大衆までひきつけたBTSだけの秘訣があったのか気になる。

RMは「私達が絶えず叩いてきた地点があると考えている。ダンスであるかもしれないし、歌であるかもしれないし、舞台裏の姿であるかもしれない。もちろん、あることを本気でしたからといって常に通じるのではないと思う。報われない時もある。今も新型コロナで多くのことを失って、してきたことが水の泡になる場合が多い」とし、「防弾少年団が、時々私たちのチームだろうかと思ったりする。音楽とパフォーマンスが持つ力が大きかったのではないかと思う。『Dynamite』が英語の曲なので、言語的な部分もあっただろうと考えるし、アメリカでディスコポップジャンルが一般的だ。また、今のような時期に巨視的なメッセージなく楽しめる良い歌だ。このような部分が集まって受け入れられなかっただろうかと、あえて考えてみる」と答えた。

J-HOPEは、7年前の自分自身を振り返りながら感動的な心境を伝えるとともに、メンバーに感謝の気持ちを伝えた。J-HOPEは「7年前はとても遠かった。当時、多くの新人グループが現れた。注目されるためにより熱心にするしかなかった。必死に最善を尽くしてできる限り、体力が続く限り、本当に一生懸命した。当時、チームの名前を一度でも知らせるために不断の努力をした。最後まで生き残ることが目標だった。私が想像したよりも大きな愛を受けていてとても光栄だ。7年前の目標を達成したようでとても幸せだ。世の中が防弾少年団の真心を知ってくれて胸がいっぱいでうれしい」と語った。

続いて「J-HOPEは本当に多くの努力をした人だ。『努力があなたを裏切らなかった』と言ってあげたい」として、「今のメンバーは、とても大切だ。こんな言葉も何度言っても惜しくないほどに、とても貴重だ。もう欠かすことができない、私の人生の大きな理由のひとつだ。7年間ともにしてくれてとてもありがたい。これからもずっと一生ともにしてほしいと言いたい。そしてこの場を借りて愛していると言いたい」と話して感動させた。

BTSは、今の位置まで来たのはアーミーのおかげだと口をそろえて言う。ジンは「私達にとってアーミーという存在は、良いことがあれば一番に知らせたいし、悲しいことがあれば隠したいし、良い姿だけ見せたい方」とし、「『Dynamite』は、ファンの方々と楽しみたいという思いから出発した曲なので、アーミーのみなさんと一緒に楽しみながら良い成績をもらえて幸せだ。アーミーが存在するから私たちも存在する」と述べた。

BTSにとって2020年には特別な1年だ。新型コロナでワールドツアーをキャンセルしなければならない痛みとビルボード「ホット100」1位という喜びをすべて経験した。RMは「2020年の開始は良かった。カムバックをして、準備したツアーもあり、誰でもそうだけど計画があるだろう。ところが、春が来る直前に新型コロナが現れて、何をすべきか分からず、怒りもわいた」とし、「私の願いは、新型コロナが1日も早く終わって『あの時はそうだった』で終わって欲しい。『あんなことがあったが最善を尽くし、多くのファンには会えなかったが成果があった』と記憶したい。私たちは、私たちの位置でできることを着実にしたい」と伝えた。

最後にBTSは、具体的な今後の目標と歩みを明らかにした。RMは「『グラミー賞』は、音楽家であれば誰でも夢見る授賞式だ。単独で私たちのパフォーマンスをしたいと思う。当然ノミネートされて賞をもらえたら嬉しい」と話した。
続いて「いつもしていたコンサートが夢になった。野外で公演をしたい。それがいつになるかわからないので、ひとつの夢になった。いつか、屋外で多くの方々をお迎えして祭りのような公演をしたい」とし、「熱心に準備し、アルバムも出す。非対面でのコンサートもすると思う。これから防弾少年団は、できることをできる場所で最善を尽くしたい。熱心に防弾少年団らしくステージの上や下で『Check it up』するようにする」と話した。

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2020.09.02