パク・ボゴムが8月31日に兵役で入隊して、今後は海軍で服務していくことになる。若手俳優の中でもトップの人気を誇るだけに、兵役によって芸能活動が空白になるのは残念だが、ファンも辛抱強く待ってくれることだろう。
兵役の流れが変わった
パク・ボゴムは1993年の6月に生まれた。
2020年には27歳を迎えていた。それだけに、兵役で来年に入隊するものと予測されていた。そこにはいくつかの事情があった。
2年前までは、芸能人は30歳近くまで兵役を延期し、それから入隊する人が多かった。それは、芸能活動の多忙を理由に兵役を30歳まで延期することが可能だったからだ。
それゆえ人気のある芸能人はリミットいっぱいまで兵役を延期して、それから入隊するようにしていた。その流れが2018年10月から変わった。
兵役を司る兵務庁の方針によって、芸能人の兵役延期が28歳までしか認められなくなった。必然的に、最近の芸能人は28歳になって兵役に入ることが基本となっていた。
パク・ボゴムの場合はどうだろう。
彼も28歳になる2021年まで芸能活動に集中し、それから兵役に入るものと予測された。なにしろ、これほどの人気俳優である。持ち込まれるオファーはとても多い。そういう状況を考えれば、兵役延期が可能なのに早めに入隊することはないと思われた。
そういう状況をコロナの事情が変えたのではないか。
(2ページに続く)
・「コラム」康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.119「『梨泰院クラス』の母性喪失」
・「コラム」康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.95「映画『風水師』が面白い!」
・「コラム」康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.68「スターの除隊で芸能界が変わる」
・「コラム」康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.47「新大久保の発展」