【時代劇が面白い】朝鮮王朝で怪物のようにふるまった5人の王族女性とは?(歴史編)

朝鮮王朝で怪物のような5人の王族女性とは、貞熹王后(チョンヒワンフ)、仁粋大妃(インステビ)、文定王后(ムンジョンワンフ)、明聖王后(ミョンソンワンフ)、貞純王后(チョンスンワンフ)である。

最初の2人
◆貞熹(チョンヒ)王后
〔1418~1483年〕
7代王・世祖(セジョ)の正妻。1453年、夫がクーデターを計画したとき、その行動に躊躇があることを見のがさず、迷う夫に鎧を着せて気合で送り出した。クーデターは成功し、夫は王となったが、内助の功が本当に大きかった。時代劇『王女の男』でも最後まで重要な役に設定されていた。

◆仁粋(インス)大妃
〔1437~1504年〕
7代王・世祖(セジョ)の長男・懿敬(ウィギョン)の正妻。懿敬は世子だったので、本来なら王妃になるはずだったが、懿敬が19歳で夭逝したために叶わなかった。しかし、仁粋大妃が産んだ二男が9代王・成宗(ソンジョン)となり、王の母にあたる“大妃”となった。

朝鮮王朝の王族女性の中で一番学識があったと評価されており、息子の成宗に指図して様々な政治に関わった。
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2020.08.17