テジュ出演!青春映画のカルト的名作を舞台化! 「1999年の夏休み 2020ver.」 9月18日~22日 上演決定 

清水ゆり

蜂谷眞未

奇しくも、石井を筆頭に、蜷川幸雄演出作品の常連である野口、蜷川氏が次世代のために立ち上げた「さいたまネクストシアター」のメンバーでもあったスズキ、砂原と、蜷川幸雄ゆかりの俳優たちが昨今の状況の中、本作に集結したことにも意義を感じる。

 

今年8月野口主催の青蛾館「1999年の夏休みepisod0」として上演されるものが、アイエス・フィールドにより「1999年の夏休み2020ver」に進化。

目に見えないウィルスに侵された世界観の中、ビニールシートなどを用いた美術や熱量を持つ若き俳優たち、それらがこの作品のテーマをより際立たせ、今だからこそ上演すべき物語を紡ぐ。

【主催者からの挨拶】
この度、ご縁があり「1999年の夏休み2020ver」を上演する運びとなりました。
「こんな時だからこそ、エンターテイメントを!」をスローガンに掲げ、この約5か月間、演劇の灯の一端となれるよう活動して参りました。
目に見えないウィルスとのいつ終わるともわからない闘いの日々をわたしたちは今、過ごしています。劇場、劇団、制作会社、俳優やスタッフ各個人…演劇界においても多大な影響が出ています。
そんな中だからこそ、わたしたちが出来ることを精一杯やり遂げようと本作品の企画を進めてまいりました。発表にこそ至りませんでしたが、本来であれば3都市をめぐるツアー公演を7月から行う予定の作品でした。
東京公演のみ9月の公演へと変貌を遂げましたが、その経験を経たことでより作品への想いを強く持ち、演出の野口さんのご提案もあり、まさに先述のスローガンに相応しい作品の上演が叶うこととなりました。

本作の上演にあたり、新型コロナウィルス感染拡大防止策も劇場側と打ち合わせながら入念に練っており、現在、以下を実施する予定でおります。

■劇場内各所の消毒および換気の強化
・開場中、上演中も30分ごとの外気との換気システムを作動
・各回ごとの階段手すりや客席内・ロビーの消毒
■スタッフ・キャストの日常的マスク着用、検温の徹底 手洗いうがいの慣行
■スタッフの劇場内でのマスク手袋着用の徹底
■楽屋での感染防止のため、楽屋の分散、消毒の徹底
■衣装・小道具の消毒の徹底
■スタッフと来場者との接触機会減少の取り組み
・グッズ販売方法の見直し(自席にて申込用紙の記入、事後郵送などを検討中)
・電子チケット導入予定
また来場の方には以下の協力要請をする予定でおります。
・劇場入り口での検温、手消毒の実施
・マスクの着用
・手洗いうがいの慣行
・ご来場シートのご記入
・ロビー内での密を避けるための時差入場とそれに伴う熱中症対策
・換気に伴う空調変動のため、ご調整できる装い
3密を避け、安心してご観劇頂けるよう努めてまいりますので、お客様にはご協力の要請やご不便をお掛けすることも多々あるかとは存じますが、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
また舞台製作におきましても上記同様に感染防止に配慮した稽古・本番の運営を徹底して参ります。
この先の状況におきましては、オンラインのみでの無観客配信上演の可能性もございます。
そのため、チケットの発売開始は8月中旬以降になる見込みです。詳しくは、公式ホームページまたは公式Twitterにてご確認くださいますようお願いいたします。

■公演概要■
「1999年の夏休み2020ver」
原作:岸田理生 演出・構成:野口和美  ステージング:スズキ拓朗

【あらすじ】
山と森に囲まれ、世間から隔絶された全寮制の学院に、少女のように美しい少年たちが共同生活をしている。
初夏のある夜、その中の一人、悠が崖から湖に身投げして死んだ…。夏休みになって、帰る所がなく寮に残ったのは三人。自分を愛していた悠の自殺に自責の念にかられている和彦。和彦に対して深い思いやりで接しているリーダー格の直人。そして和彦の悠に対する想いに強い嫉妬を抱いている下級生の則夫。
ある日、悠と瓜二つの転入生・薫が三人の前に現れた。薫の中に悠の面影を見て混乱し動揺する三人。
そして彼らの関係性は奇妙な方向にねじ曲がっていく…。

公演日程:9月18日(金)~22日(火・祝) 全9回公演予定
会場:労音大久保会館R‘sアートコート(東京都新宿区大久保1-9-10)
券種:SS席8,500円 S席6,500円 A席4,500円
※全券種 高校生以下500円引き(身分証確認あり) ※オンライン配信価格は現在未定です。
出演:朝田淳弥、テジュ、砂原健佑、千葉冴太、中嶋海央/清水ゆり、蜂谷眞未/石井恒一
公式ページ https://1999smmrvac.themedia.jp/
主催:アイエス・フィールド

演出・構成:野口和美
俳優/演出家/青蛾館 主宰  東京都出身
寺山修司を敬愛し、桐朋学園短期大学部演劇科を卒業後、寺山演劇の【見世物の復権】を再現すべく『青蛾館』を旗 揚げする。 以後、「妖」「艶」「美」を打ち出す作品造りとパフォーマンスに寺山ファンのみならず幅広い客層から支持を得て2019年35周年を向かえた。また寺山修司の愛弟子でもある劇作家・岸田理生との共同作品を通し寺山、岸田の作品を継承する【異能の女形】として野口和美は独自のスタイルを確立し、 演出家・蜷川幸雄の晩年の作品にも多数出演し存在感を発揮する。近年では、のぐち和美と改名し女優としても活躍。
演出家としては青蛾館の旗揚げ公演より2015年の創立30周年までの全作品の演出を手掛け、2015年以降はプロデューサーとして様々な演出家ならびにアーティストとのコラボレーションで新しい形の寺山作品の上演に徹するため作品監修に携わる。

ステージング:スズキ拓朗
新潟県出身。桐朋学園芸術短期大学専攻科修了。
振付家・演出家・ダンサー。ダンスカンパニーCHAiroiPLIN主宰。
ダンスカンパニーコンドルズ所属。演劇における俳優の身体とムーブメントを研究。ダンス×演劇の新たな可能性を強く打ち出し、セリフ、歌、オノマトペなどをふんだんに取り入れ、子供から大人まで楽しめる公演を続けている。令和元年度文化庁芸術祭関東舞踊部門新人賞、横浜Dance CollectionEX奨励賞、第46回舞踊批評家協会新人賞、第9回日本ダンスオーラム賞。TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD Finalist、紅白歌合戦、FNS歌謡祭出演。フィリップ・ドゥクフレ客演。若手演出家コンクール2013最優秀賞、第3回世田谷区芸術アワード飛翔受賞。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師、国際文化学園非常勤講師、城西国際大学メディア学科非常勤講師。平成27年度東アジア文化交流使。

石井愃一 イシイケンイチ
オフィスボードビル所属
生年月日  1946年2月24日   出身地 群馬県
蜷川幸雄の「現代人劇場」、「櫻社」などを経て1975年、劇団東京ヴォードヴィルショーに入団。
以後、多数のテレビドラマ、CM、映画、舞台に出演し、コメディからシリアスや古典劇、新劇、現代劇とジャンルを問わず、その力強い存在感と演技力の高さを遺憾なく発揮している。

朝田淳弥 アサダジュンヤ
エヴァーグリーン所属
生年月日  1996年10月17日   出身地 大阪府    身長 168cm
特技 ダンス(スタイルヒップホップ:10年間)、ドラム
趣味 殺陣、人間観察、カメラ、日記
アイドル活動を経て、現在本格的に俳優活動を開始。
映像、舞台などジャンルを問わず精力的に活動している。

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  • 2020.07.31