◆2020年上半期の女子高生トレンド東西ランキング~スポット編~
「2020年上半期に流行ったスポット」については、バーチャル空間がトップ5を占める結果となりました。コロナ禍で外出を自粛していても、女子高生はネットを通じて外出している感覚を得ていたことがこの調査結果からうかがえます。
アイテム編で東西ともに1位となった「あつ森」はスポット編でも1位(東61.5%・西67.6%)。コロナ禍のバーチャル空間需要とマッチしたことが要因として考えられます。特徴的なのが、東の2位・西の3位となった「Uber Eats」(東59.0%・西60.2%)と、東の5位・西の2位となった「Zoom」(東42.6%・西62.0%)です。外出自粛期間中、「Uber Eats」で友人と同じものを注文し、「Zoom」を繋いでバーチャルなフードコートで一緒に食事をする気分を味わうという、新たな楽しみ方が誕生。こうした女子高生たちによる「バーチャルでの空間づくり」がランキングを押し上げる要因となったようです。また、「Zoom」は友達や恋人と過ごす場所としてのみならず、高校の授業やホームルームの教室としても多く使われました。
そして東の3位・西の4位に「YouTube」(東49.7%・西56.5%)、東の4位・西の同率4位に「Instagram」(東48.2%・西56.5%)と、SNSも「場所」としてランクイン。4月にTT総研が実施した「10代女性への新型コロナウイルスの影響」に関する調査(※)でも、コロナ禍の生活において「増えた時間」として約8割が「SNS」と回答。内訳としては「YouTubeを今まで以上に見るようになった」が約8割、「Instagramを今まで以上に見るようになった」が約6割でした。
※「10代女性への新型コロナウイルスの影響」に関する調査:https://tt-soken.jp/article/992
◆2020年上半期の女子高生トレンド東西ランキング~流行語編~
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