元祖「三食ごはん」メンバーのイ・ソジンとチャ・スンウォンの夢の共演は、「三食ごはん」ファンをワクワクさせ、それがしっかり高視聴率という結果となって表れた形だ。
今シーズンではコン・ヒョジン、イ・グァンスもゲストで登場し、話題となったが、彼らとは違い、最大限何もせず、ドンと構えて風格を漂わせていたイ・ソジンは、ゲスト史上、最もくつろいで帰ったゲストとなった。
イ・ソジンに魚を食べさせたくて、ユ・ヘジンが釣りに向かった際、「そういう無駄な愛情はすごく心地悪い」とはっきり言うイ・ソジンだったが、本来の礼儀正しく、誠実な一面や、不器用に感情表現をするツンデレぶりを知っているチャ・スンウォンとユ・ヘジンは「それでもイ・ソジンを憎いと感じることはない」と話し、修学旅行の夜のように、深夜遅くまでワイワイ話をしたり、翌日にはバドミントンをしたりと、楽しい思い出を作っていた。
いつか「花よりおじいさん」のように、チャ・スンウォン、イ・ソジン、ユ・ヘジンの旅に、ソン・ホジュンが荷物持ちでお世話をするのはどうかと冗談ぽく話していたが、ぜひ実現してほしいと思うぐらい、4人の自然な空気感が見ていて、とても心地良かった。
番組では、感情の起伏が激しいとイジられるが、ゲストだけではなく、スタッフにも料理を振る舞うなど、さりげない配慮、気配りで座長としての役割をしっかり果たしていたチャ・スンウォン。そんな彼を温かくサポートするユ・ヘジンとソン・ホジュン。そんな3人をイ・ソジンがこう総評していた。「彼らは自分がすべきことを分かっていて、お互いに話さなくても、通じ合っているから、(生活が)上手く回っている」と。
初回放送で、メンバーたちは新型コロナウイルスの影響で、社会全体がふさぎこんでいるこの時期、ヒーリングを届けたいと意気込み、始まった今シリーズ。最後にソン・ホジュンは「番組を見て、少しでも笑ってもらえていたら、それだけで満足です。頑張りましょう」、チャ・スンウォンは「早くこれまでの日常に戻れることを願っています。自分なりにベストを尽くしたので、皆さんが番組を見て、幸せな気持ちになっていたら」、ユ・ヘジンは「皆さん、お元気で」と温かいメッセージを伝え、幕を閉じた。
なお、後枠は引き続き、ナ・ヨンソクPDが演出を手掛け、女優チョン・ユミと俳優チェ・ウシクが出演する新バラエティ「夏休み」がスタート。予告では、早くも俳優パク・ソジュンの登場も公開され、どんな展開になるのか、こちらも期待大だ。