映画「#生きている」(監督:チョ・イルヒョン)が新型コロナウイルス感染症の時局に意味のある興行成果で注目を集めている。公開初日に20万人の観客を動員し、新型コロナウイルス感染症により長い低迷期を経ている韓国映画界に、活力を取り戻す潤滑油の役割を果たすものと期待されている。同僚映画人たちも応援に乗り出した。
今月24日に公開された「#生きている」が意味のある実績で映画界の期待を集めている。25日に映画振興委員会の映画館入場券・統合ネットワークの集計によると、「#生きている」は公開初日の1日で20万4071人の観客を動員した。これは今年1月に公開された映画「南山の部長たち」(監督:ウ・ミンホ)以来最高のオープニングスコアだ。
「南山の部長たち」は累積観客約475万人を記録した作品で、公開初日に約25万人の観客を動員した。「#生きている」は「南山の部長たち」に匹敵する成果を記録し、ヒットを予告している。
何より「#生きている」のオープニングスコアが注目されている理由は、新型コロナウイルス感染症の時局に収めた成果であるためだ。今年2月からコロナの事態が続き、劇場を訪れる観客は半分に減った。コロナの事態が続き、劇場の観客数は昨年対比して3分の1、4分の1と減り続け、公開を控えていた作品の数々が次々と公開を延期しざるを得なかった。
結局、新型コロナウイルス感染症が長期化しながら韓国映画界が低迷し危機が続いた状況であった。これに映画界は割引券イベントはもちろん、上映館内の座席の位置を離し、そして厳しい防疫システムで整備に乗り出した。その後、今月初めに映画「侵入者」(監督:ソン・ウォンピョン)や「潔白」(監督:パク・サンヒョン)が公開され、それぞれ公開初週に28万人と31万人の観客を動員した。
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