ドラマ「コンビニのセッピョル」の演出を担当しているイ・ミョンウ・プロデューサーが、初放送以後あふれた多様な意見に対して「まだ放送を始めたばかりの立場なので、今後の過程の中で制作スタッフの誠意をお見せする」と、明らかにした。
19日午後初放送されたSBSの新金土ドラマ「コンビニのセッピョル」(脚本ソン・グンジュ、演出イ・ミョンウ、制作テウォンエンターテインメント)では、チェ・デヒョン(チ・チャンウク)とチョン・セッピョル(キム・ユジョン)の強烈だった初めての出会い後、3年ぶりに店長とアルバイト生で再会する姿が描かれた。
同名の人気ウェブトゥーンを基に作られた「コンビニのセッピョル」は、ドラマの企画段階からウェブトゥーンの内容が持った性的対象化と扇情性などに対する憂慮の声が高かった。
この日の放送では、高校生のチョン・セッピョルがタバコを吸う内容があり、タバコを買うためにチェ・デヒョンに愛嬌を見せる姿などが“男性のファンタジー”をそのまま持ってきたという批判を受けた。 ここにチェ・デヒョンがアルバイト生チョン・セッピョルの家を訪ねて行って、部屋の号数を勘違いして不法売春が行われている部屋に入るシーン、ウェブトゥーン作家であるハン・ダルシク(ウム・ムンソク)が、R18の成人漫画を描きながら、女性の足を詳しく表現するシーンなどが放送直後、論争になった。
これに対してイ・ミョンウ・プロデューサーは20日午後、OSENの取材に対し、「ドラマ『コンビニのセッピョル』が、まだ初回を始めたばかり」とし、「そのような状況で制作スタッフが作っていきたいものは、今後ドラマを見せていく過程の中で十分に努力した」と、話した。
イ・ミョンウ・プロデューサーは引き続き「そのような制作スタッフの誠意とさまざまな部分(企画意図および演出方向)を信じて最後まで共に見ていってくださったら良いだろう。 見守ってほしい」と、付け加えた。
一方、19日午後オンライン生中継を通じて「コンビニのセッピョル」の製作発表会が進行された中で、イ・ミョンウ・プロデューサーは「私が原作をつかまえた最も大きい理由はコンビニという空間から生まれる話が魅力的だと考えたためだ。 コンビニという空間で広がることが魅力的だと思っていたところに『コンビニのセッピョル』に会った」と、答えた。
引き続き「ドラマ化を考えた時、“家族みんなが見れる番組”を指向した。 そのために原作のキャラクターの力や肯定的要素をよく取って作ろうと努力した。 そのような意味で強化された2人のキャラクター、店長とアルバイト生のキャラクターをよく生かして、原作で憂慮される点とは違った、家族ドラマで作ることができると考えた」と、明らかにしたことがある。